「自分ちはシアワセ」でいいんです(2016年10月24日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです! ★

新しい月がまわってきました。無事、朝霞のセミナー終わりました。3年目、グッズがたくさん売れましたね〜。実は、大分、群馬、宮城、福島からもいらっしゃいました。なかなか行けない地方の場合、旅行を兼ねて、セミナーに参加する方が、早くて安くつくのかもしれません。

古くからのおめめどうのユーザーさんが、現地スタッフをしてくださることが多いんですが、ご家庭の様子を聞くと、「楽に暮らしています」「もう本人が全部決めるし、判断するので」と言われます(どこでも)。で、その「楽さ」を、自分の住む地域にも知ってほしいと思って、セミナーを開催しようとしてくださっているのです。でもね、もう、成人、高校生となると、私は「もっと人に知ってもらいたい」と思うよりは、「自分ちがシアワセなんだから、もういいや」でいいんじゃないかなと思います。だって、もう十分してきたから、今があるんだもの。

同じくらいの年齢の子供を持つご家族が苦労されているのを見て、「カレンダーやスケジュール、選択活動、筆談なんかしたらいいのに」と思うことがあっても、その方々は、それまでの間の「ほかの方法と出会っている」んです。「ただ、おめめどうとは出会っていないだけで」。逆から見たら、「あんなに家でしなくちゃいけないのは、大変なんじゃないの?うちは療育してもらっているから」と思ってこられたのかもしれません。

昨日も「初めての方」が何人もいらっしゃいました。お子さん思春期、とてもしんどくなられて、訪ねてくださったそうです。「始めてこんな具体的な対応方法を聞きました」と言われていました。またある方は「これからすることがわかりました」とも。でもね、それまでに、みなさんも診断を受け、相談に行き、療育に通うしているんですよ。本も講演会もお聴きになっているのでしょう。でも「具体的なことはなにも教えてもらってこなかった」ということなんです。あるいは、講師は話していたけど「自分には響いいてこなかった」。つまり「自分が変わる、自分がするのは嫌だった」。

私は、20年視覚的支援をしてきて、12年おめめどうをしています。でも考えていたほど、「広く知られる」にはなりませんでした。それに、どんどん「新しい方法」も生まれてきていますから、これからも、主流にはならないでしょう。だからこそ「おめめどうの方法で納得してくださった人たち」が「楽に暮らしておられる」このことを大事にしていきたい(「自分ちはシアワセ」でいいんです)と思いました。もちろん、私は商売ですから、ずっと話していきますが。

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