さあ、どうする?人生の分かれ目です(2017年10月27日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです!★


昨日の@くろまめ丹波市、10名ほどの方がいらっしゃいました。意外にも、デイ(しかも学童保育)の支援者さんが多く、それが、自閉症・発達障害というより、普通級にいて、親も気にしていない子供達のことでの相談でした。なので「定型発達(と言われる限りになくグレーゾーン)の相談」なんですね。時代は変わって来たなあというのが本音です。

私は、自閉症・発達障害の子どもたちへの支援のお話しかしません。そのお話を、定型発達の子供達をサポートする人たちが聞きに来はるんです。「ああ、なるほど!してみよう」とコミュメモも買って帰られましたよ。次回は、12月14日。その結果を聞きたいものです。

親御さんも数人参加くださり、ちょうど小3、小4のお子さんをお持ちでした。その中には、どこかでお出会いしたかなの顔もありました。相談はどれも「言葉」の問題でした。小さい頃は、絵カードなどを使ったこともある。事前情報を知らせると、初めてのところにも行けるようになった。いまは特別なことはしていない。けれども、話はするけど、会話にならないといったような内容でした。「これからどうしたらいいのか?」

私が話したことは、「そのまま『言うたらわかる』で暮らしていくと、必ず指示待ちになりますから(言わないとわからない)、『自分で判断して動く』ようにしていきます。そのためには『言わなくても次がわかる』(みとおし)、また、音声の言葉なら1つしか示せず、おうむ返しになるので、『メモを使って(見える形で)自分のことを選ぶ』(えらぶ)。それから、音声の言葉では単語になったり、誰から誰の言葉かわからないので、『筆談(見える形で)する』(おはなし)の3つをするように」とお伝えしました。

「小さい頃は絵カードもしたのですが、言うたらわかるようになったので」・・と視覚的支援をやめてしまう。すると、大きくなり「言わないと動かない、指示待ちになりました。発信がありません」となっていきます。もう結果も出ている、わかりきっていることです。何千と返事をした「自閉症あるある」。

そして多くが「ブーメラン」のように戻ってきはるんです。でも、ここからですよ、始めるかどうかは。

残念なことに、親御さんは誰しも「見るだけ〜」でコミュメモは買われませんでした。今更、する気にはならないかもしれないです ね。さあ、どうする?人生の分かれ目です。

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