継続だけが「良い予後に至る道」(2017年10月26日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです!★

今日は初@くろまめ丹波市。どうかなあ、求めに応じて開催を決めました。人がきてくれはったらいいけど。昔は丹波市と篠山市と合わせて、勉強会をしていましたが、おめめどうの事務所を作ったあたりから、篠山市だけでの開催になりました。すると、丹波市ならいらしていた方が少なくなり、今では聞かなくなったのです。

おめめどうの起業前に兵庫県内六ヶ所24回まわりましたが、今でも繋がっている人は数える程ですよ。そんなもんなんです。その時に近くにきたら、学びたいけど・・・くらいの気持ち。でも、本当はそれで毎日の手立てを続けていけるかっていうと、そうじゃありませんよね。本人、そして暮らしに必要なのは一回の勉強じゃなく、毎日の手立てですよ。

昨日、 ある行政支援者さんからメールがきましてね。若い親御さんに手立てを伝えるのに苦労していると。私が精力的にオブザーバーをしていた頃の親御さんは、もう思春期・成人期を迎え「幼児期のこと、どうだったけな?」状態になっていきます(私もですよ)。そのノウハウをつないでいくことが難しいのだそうです。でも、私は、それが自然なことだと思いますよ。

なので、本来ノウハウを学び、伝えていくのは支援者さんなんです。親は終えていいわけ。でも、支援者さんはそれを生業としているわけだから(私が支援側が学ぶべきと話すのは、そのせいです)、次から次へやって来られる方に、手立ての方法を伝授していかないといけないんです。でも、今はそれを「親にさせようとする」でしょ。ペアレントをつけて。あれ、おかしいですよ。

それから、身近に学ぶ場所がなくなると(また、叱咤激励してくれる人がいなくなると)、途端にしなくなってしまうのは、親はそれでいいかもしれないけれども、本人は急に困っていくことにもなっていきます。いつのまにか、「支援する側のための障害者」になっていませんか?

いっとき一緒に学んだことのある親御さんのお子さん(成人さん)の姿を、知り合いから聞きました。元気そうだったとのことで、それはよかったけれども、同じ施設の方数名で買い物をしているところで、財布も持たず、カゴも支援者さんが持ち、支払いも支援者さんだったそうです。う〜ん。こういうところ、私は引っかかってしまうんです。

私は継続だけが「良い予後に至る道」とわかっています。続けた人とそうでない人は違う道へ行ってしまう事例をたくさんたくさん見てきたからです。

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