人はなぜ物語を求めるのか
人の思考の枠組みのひとつである「物語」とはなんだろう?私たちは物語によって救われたり、苦しめられたりする。その仕組みを知れば、人生苦しまずに生きられるかもしれない。
・前後関係を、因果関係だと思い込んでしまいがち。
××だから、犯罪がおきる 本当にそう?
たまたま前後でそういう流れだったのかも
何かのストーリーが滑らかでわかりやすく感じるとき
自分の頭の中で、いつの間にか「因果関係」として結び付けている場合がある。
説明が正しいかどうか、よりも「説明がある」こと重視してしまう。それで安心して頭を補完してしまう。
→物事を疑え。頭の中で勝手にストーリーを作りがち
人がストーリーに求めるものは「なぜと問う必要をなくしてくれる」から。
要は考えなくていい、納得できる形にしてくれる。答えが欲しいのだ
→もっともらしい形に置き換えて考えるのは、事件のようだ。
それに「なぜ?ほんとうか?」と考えるのは弁護士のようだ
と思っていたら事件の例示があったのでいい
津波から原子力発電所が壊れた
「ただの不幸な出来事」だと堪えられないので、「意味のある悪い結果」としてとらえ直し、それが人為的なものだと置き換えがち
※本当に人為的なものであれば、再発防止策を講じる
ポジティブにも使える
自分の感情にも向き合うきっかけに?
曖昧な返答をされた「ので」カッとなって手を出した
この間には「人は、問いただされたら明瞭な返答をすべき」→「私の発言には誠意をもって対応するべきである」という間違った一般論が含まれている。
セルフマネジメントにもなる
・物事に対して色々な見方ができる
・我々は一般論に基づいて判断している
・その一般論や、頭のロジックが正しいかどうかは重要視していない
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