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勉強の哲学 来たるべきバカのために written by 千葉雅也

・知性と同時にキモさがついてしまう増量期→キモさがなくなる減量期
・会話のコード=「こういう話をします」という共通の方向付け
会話のコードを構成するパラメータを理解する事が、空気を読めること

・コードに対するアイロニー(ツッコミ=疑問視)を行い、ユーモア(コードに対しズレようとする)
※行き過ぎるとナンセンス=無意味 となるので注意

勉強
・深追いのし過ぎ、目移りに注意
・本を完璧に理解し覚える事は不可能、だいたいでいい

「バカ」=周りに流されている、周りのノリに従う。
     可能性の増殖のなかで迷う事が無い

勉強をすると、知識を得、アイロニー的視点で疑問を抱く。ノリが悪くなる。

新しい知識を得たステージでまた周りのノリに従うバカとなる。

「来たるべきバカ」=勉強の視野を広げ、自分の享楽を分析しつつ勉強を続けることで、あるバカさが、別のバカさへと変化する。
ラディカル・ラーニングは、自分の根っこにあるバカさを変化させる。バカでなくなるのではなく、別のしかたでバカになる


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