[ポケモンSV シングル S14]霊4悪2対面構築[最終74位 R2124]
こんにちは。haruyaです。
この度は、メインROMにて最終順位74位、レート2124という戦績を出すことができました。
更に上を狙いたい気持ちもありますが、2桁順位とれたのはS10以来であるため、充分嬉しく思っています。
<S14の取り組み過程>
レギュレーションFに入ってすぐの1/7(土)に蒼炎という対戦オフが大阪にて開催され、それに参加させていただいた段階では純粋な対面構築ではなくキラフロル+残飯スイクンを加えた形にしていましたが、スイクンへの信頼度が上がらなかったため一度解散しました。(ちなみに蒼炎では4位でした(੭ु・x・)੭ु⁾⁾)
その後、「HDベースのろい毒テラスキョジオーン+最速鉢巻ウーラオス+ゴツメカイリュー」を試してみたりしましたが、全く肌にあっていなかったため、比較的早くやめました。具体的には、相手に負担をかけるために鉢巻ウーラオスを初手出しした際、「テラス無しでは負けるがテラスを切れば倒してしまえる相手」に対してどうしてもテラスを切って数的有利をとってしまいたいという思考になる点が代表的です。(相手のカミを見るためもあり、本当であれば基本キョジオーンにテラスを切りたい)
他にもドヒドディンルーや、いやしのねがいを採用したラティアスを中心とした構築を試したりもしましたが、どれもしっくり来ず、すぐに捨ててしまいました。
その後、最終日までの期間も長くはなくなってきたので、慣れたタイプの構築でレートを上げようとS10の対面構築をベースにしたものをとりあえずで使ってレートを上げ、その過程で環境に合わせて改善しつつ最終的な構築になりました。
最終日は1枚目のハバタクカミ入りのもの、その直近はテツノツツミが入った2枚目の構築を使用しており、差はそこだけです。
<構築の概要と方針>
相変わらず浮いている枠や鋼・地面枠といったポケモンは皆無などころか、パーティの全員が悪タイプとゴーストタイプで構成されているダークな構築になっていますが、構築の方針的にはこれで問題ありません。
この構築の方針は、相手から選出される3体を攻め落とすためのルートを構築内にできるだけ多く入れておくというものです。重要なのは、こちらがどういう攻撃パターンで相手を崩すかであるため、こちらに対して地面技や電気技がどれだけ一貫していようが、行いたいと考える攻めのパターンに地面枠やカイリューが入って来ないのであれば、無理に入れる必要はありません。
上記の反面、相手の3体を攻め落とすためには、結局は1体1体をより少ない犠牲で処理して匹数有利をとる必要があり、数の多いポケモンや処理の厄介なポケモンへの処理ルートをタイマンとは別の細かいところで用意しておくのが大切になってきます。更に言えば、処理ルートの数を格段に増やす要素は先制技です。今回の構築では、6体中3体が先制技を持っており、先制技持ちを選出しないパターンはコノヨカミイーユイ以外にはありません。
「上記の反面」と書きましたが、先制技等の上からの殴りによる処理ルートの大量の確保は、受け駒という視点でポケモンを採用しない事を補うためと言えるかもしれません。
例を挙げるとカイリューです。この構築はイダイトウ以外の全員が最速カイリューより速いポケモンで構成されており、打点があるポケモンばかりであるため、基本的には1体又は複数体が上から2-3発殴る事で倒すことができます。それで押し切る選択肢があるのも対面構築の強みではありますが、匹数や体力上の不利が作られてしまう場合もあります。そこで、犠牲を最小限に抑えるための処理ルートの存在が勝率に寄与してきます。
例えば、先発性能の高いオボンパオジアンを先発で投げて、初手の電磁波カミや水ウーラオス等の1体目を電気テラスを切って倒した場合、体力はオボンを発動しても半分程度あるか無いかといったところです。その状態のパオジアンを処理するのに適したポケモンの1匹がカイリューであり、実際に出てくるケースが多いです。相手視点で考えるとパオジアンが電気テラスを切っている以上、ゴーストテラスを警戒する必要がありません。ノーマルテラス2ウェポンの場合はほぼ「しんそく」を打ちますし、イカサマダイス型の場合も選択肢としては「スケイルショット・しんそく・りゅうのまい」の3択になると思います。このタイミングで「のろい・いたみわけ」型のミミッキュを出すのはかなり安全と言えます。そして、出してしまえばカイリューは下記のパターンのように大半のパターンで安全に処理することができます。
①ノマテラ2Wカイリューで神速を打たれた場合→のろい→いたみわけ→じゃれつくでOK。(ほぼ無いが、のろいをアンコールされた場合はパオを投げ直して切る)
②ダイスカイリューにしんそくorスケイルショットを打たれた場合→のろい+いたみわけor相手がテラスを切っていない場合はじゃれつく→イダイトウのアクジェで倒す。
③ダイスカイリューにりゅうのまいを積まれた場合(パオの圧力でテラスを切らせている前提)→のろい+かげうち+イダイトウのアクジェで倒す。
④その他カイリュー(クリアチャーム型等)で竜舞される場合→のろいから入ってS関係とじゃれつくorかげうちのダメージを確認して必要があればパオを切って呪いターンを稼ぎ、必要なければイダイトウのアクジェで倒す。
こうすると、パオジアンが残っていることによって、裏に先制技持ちの襷ポケモン(悪ウーラオスやイダイトウ)をはじめとしたイダイトウだけでは勝てないポケモンがいる場合でも勝てる試合にすることできます。
勿論、パオジアンを切っても勝てそうな場合はパオジアンを切って安全に死に出しすれば大丈夫です。
上記の場合は、パオジアン+ミミッキュ+イダイトウ選出パターンにおいて、ミミッキュ+イダイトウの組み合わせでカイリューを最小限の犠牲で倒せる例ですが、他にもハバタクカミなど、先制技を組み合わせる事で犠牲を減らせるポケモンは多いです。
厳密には先制技だけではありませんが、ともかく、1vs1で殴り合うことだけを考えるのではなく、〇〇+△△の組み合わせで相手の××に対応する。という考えでいることが大切です。
<個体紹介>
イーユイ
特性:わざわいのたま
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりスカーフ
テラス:ゴースト
実数値:137(52)-*-101(4)-198(196+)-141(4)-152(252)
技:オーバーヒート / かえんほうしゃ / あくのはどう / サイコキネシス
https://note.com/haruyaaa/n/nc79a8e2c2ccaと全く同じ個体で採用目的も割と近いです。
イダイトウ入りのラス1に投げられやすい悪ウーラオスやパオジアンを上から倒せるところも魅力的ですが、シーズン後半はカイリューの型としてノーマルテラス2ウェポン型が非常に多く、このカイリュー+拘りサーフゴーの並びに対してゴーストテラスのイーユイが非常に強力でした。
また、アカツキガチグマの初手選出を抑制しているが、むしろ構築単位で苦手なため初手のいのちがけで持っていきたいと思うことも多く、ある意味裏目かもしれません。
Sブーストのテツノカシラや最速スカーフランドロスを上から叩きたい場合は最速必須ですが、悪ウーラオスへの火力が足りなくなる等火力面での問題が何度も起こる可能性が高かったためC補正で採用しました。
初手出しはあまりありませんが、初手出しから崩せそうな場合は初手出しする場合もあり、眼鏡カミやスカーフウーラオスをワンパンできると一気に試合のアドバンテージを稼ぐことができます。しかし、オーバーヒートやサイコキネシスを打った後は起点になるため、裏のミミッキュ・ハバタクカミ・襷イダイトウのいずれかを使って止める必要がでてきます。
拘り持ちは対面構築には不向きですが、このポケモンだけは別だと思わせてくれる1匹です。
パオジアン
特性:わざわいのつるぎ
性格:いじっぱり
持ち物:オボンのみ
テラス:でんき
実数値:157(12)-187(236+)-101(4)-*-86(4)-187(252)
技:つららおとし / テラバースト / ふいうち / つるぎのまい
この子もhttps://note.com/haruyaaa/n/nc79a8e2c2cca と同じ個体です。
オボンの電気テラスパオジアンは耐久に多く振る個体が多いですが、個人的には最速オーガポンは抜きたいですし、そこまで抜くなら準速でいいと考えています。
相手のオーガポンやラティアスあたりが最速かどうかはこちらで判定できないのでわかりませんが、襷パオジアン相手に同速運勝ちができたり、同じようなオボンパオジアンミラーは基本こちらが上から動けるため、つららおとしもふいうちも上から通す事ができます。
とはいえ、もう少し耐久があればカイリューのテラス神速を耐えてるのに・・・となる場面もあるので一長一短と思います。
氷技に関してはつららおとしを外して負ける事も多いですが、怯みのおかげで勝てる試合の方が多いので、イエッサン入りの構築を見たい等でなければ、定量的に言えばつらら落としに軍配が上がると思います。
また、全く同じ威力の技を採用するよりも、少しでも威力に差がある技を採用する方が、等倍でダメージを通す時にギリギリ2発で落ちるかどうかの場面で少し威力の高い技を選ぶ選択肢ができるので個人的には好みです。
電気テラスパオジアンは耐性も攻撃範囲もどちらも偉いポケモンで、長い間愛用しているポケモンです。(ただし、襷ゴーストテラスもかなり好きで使ってます)
電気テラスパオジアンの場合、珠は勿論、ランドロス入りのサイクルやあまえるカミにイージーウィンを取りやすいクリアチャームも個人的には候補と思っていますが、様々な相手への対面性能が上がる点で汎用性においてはオボンが最も優秀と思います。初手出しの選択肢が広がる(他のアイテムだと初手スカーフウーラオスで詰んでしまうので、初手出しし辛い)のも良いです。
イダイトウ♂
特性:てきおうりょく
性格:いじっぱり
持ち物:きあいのタスキ
テラス:フェアリー
実数値:195-180(252+)-86(4)-*-95-130(252)
技:おはかまいり/ ウェーブタックル / テラバースト/ アクアジェット
https://note.com/haruyaaa/n/nc79a8e2c2cca とは少し違う構成のイダイトウですが、基本的な襷イダイトウです。
アクアブレイクの利点として、襷がつぶれない事以外にも、ノーマルテラスカイリューが羽休めで粘るのを許さない点がありますが、現状のノーマルテラスカイリューはゴツゴツメット所持率が非常に高く、以前よりもアクアブレイクの採用価値が落ちていると考えました。また、てきおうりょくの恩恵を考えても、1.5倍から2倍になる恩恵はアクアブレイクの場合威力43(170-127)でウェーブタックルの場合威力60(240-180)であり大きく差がでるため、今回はウェーブタックルで使い続けました。
また、今回はこうそくいどうではなくテラバーストを採用しています。相手の2体目をアクアジェット等で処理してラス1同士となった場合、こちらにテラス権が残っていれば悪ウーラオスやパオジアンに対して相性を逆転させることができる点に加え、スケイルショットを無力化できることで、舞ったダイスカイリューに対しても対応できるため、価値がかなり高いです。ウーラオスに関しては水の方が当然採用率は高いものの、序盤はラティハッサムへの刺さり、中盤以降はブリジュラスの台頭等により、水を敬遠して悪ウーラオスを採用しているプレイヤーも体感では多く、フェアリーテラスタルは役に立ちました。
テラスタル前提のポケモンがパオジアンのみであるため、他の選出を行っている場合(コノヨカミイダイ等)はテラス権が残っていることも多いです。
コノヨザル
特性:せいしんりょく
性格:ようき
持ち物:でんきだま
テラス:でんき
実数値:217(252)-135-101(4)-*-110-156(252+)
技:ふんどのこぶし/ いのちがけ / なげつける/ ステルスロック
最強の初手要員です。技構成に関してはこの4つはどれも欲しいため完結しています。眼鏡カミや最速鉢巻ウーラオス、鉢巻パオジアンにワンパンされてしまうため、仕事量の下限は0ということになってしまいますが、それ以外の相手への仕事量に関しては麻痺撒き+ステルスロック+襷潰しを確実に行えるほか、自分より遅い相手に対しては無理矢理の1-1交換を行うことができるため、平均値は高いと思えるポケモンです。
最速鉢巻ウーラオスはテラスタルを強要させることができ、裏のカイリューなどにテラスタルを切られなくなるためそれはそれで相手をしやすくなるので許容できます。鉢巻パオジアンに関してはサイコファングかテラスタル強要の噛み砕くだけがワンパン手段なので、前者はこちらのパオジアンが起点にでき、校舎はテラスタル強要ができているので許容できます。電気テラスパオジアンの初手出しには非常に弱いが、投げつけるに大してテラス剣舞をされた場合などはミミッキュや襷イダイトウで無理矢理切り返して残ったテラス無しの2体をなんとかします。
電気テラスタルはハバタクカミを意識していますが、エナジーカミに対してはむしろ切らないのが基本的な動きです。眼鏡カミだけはコノヨザルをワンパンしてくる上、コノヨザルがワンパンされた後にムーンフォースに対して起点にできるポケモンも居ないため、パーティを見て眼鏡と判断した場合には基本的にはテラスタルを切る事が多かったです。その際、実際に眼鏡であれば良いですが、ジャポや襷等の電磁波カミだった場合は基本的に電磁波から入ってくることになります。しかし、このコノヨザルは電気テラスタルであるため、眼鏡読みを外した際にも電磁波を透かしてアドバンテージを取れるため、テラスタル切り損ということになりません。電気テラスタルの強力な点はここだと思っています。
初手のカミがエナジーの場合は基本的にはテラスを切りませんが、自分の裏次第(特にパオジアンが居ない場合)では切る可能性は0ではないです。
ステロ要因として似た事ができるポケモンとしては、頑丈ブリジュラスがいます。こちらもステロ+麻痺撒きができるポケモンで、コノヨザルと比べて初手の眼鏡カミや鉢巻or電気テラスパオジアンにゲームを破壊されない点が大きな利点です。
しかし個人的には、自分より遅いゴースト以外のあらゆるタイプのポケモンにアドバンテージを与えることなく2番手に繋げられる選択肢を与えてくれる「いのちがけ」という技は対面構築においてはかなり強力で汎用的だと思っており、この技を持っているコノヨザルを評価しています。また、投げつけるは相手に挑発を打たれても相手を麻痺させることができる技でもあり、挑発を誘いやすいステロ撒きとしてはそれも強みです。
余談ですが、頑丈で鋼タイプでステロと麻痺撒きができるポケモンと聞くと個人的にはどうしてもボスゴドラを想起させられてしまい強いイメージが沸かず、なかなか食指が動きませんでした。
使ってすらないのにトラウマと化しているのガチで意味がわからない。
ミミッキュ
特性:ばけのかわ
性格:ようき
持ち物:いのちのたま
テラス:フェアリー
実数値:131(4)-142(252)-100-*-125-162(252+)
技:じゃれつく / かげうち / のろい / いたみわけ
https://note.com/haruyaaa/n/nc79a8e2c2cca と持ち物以外は同じです。今回は、ハバタクカミ等(鋼カイリューへのかげうちや、アシレーヌへのじゃれつく等いろいろあるがとにかく全般的に)へのダメージが欲しかったためいのちのたまを優先しました。また、キョジオーンも数としてはそれなりにいますが、特に終盤の上位帯はそれほどいなかったため、その点でもおんみつマントの価値は少し下がると思います。
レギュレーションFでもあまり見かけませんでしたが、環境の2強であるハバタクカミ・カイリューどちらに対してもパフォーマンスを発揮できるポケモンであり、個人的にはかなり評価の高いポケモンです。
コノヨザルが命を懸けてもワンパンできない初手のディンルーを翻弄できるポケモンであり、オーガポンがおらずディンルーが居るような構築には初手投げもしていきたいです。オーガポンが居る場合はやめましょう。(後発でなら出してもいいです)
ミミッキュのテラスタイプはステラにするパターンもあるとは思いますが、個人的にはテラスタルの価値は耐性変化が占めている部分も大きく、火力を伸ばすとしても、耐性変化によって耐えて反撃できる攻撃がそれなりにある以上はステラよりはフェアリーの方が魅力的に思えました。耐性変化という意味では水も候補ですが、火力強化アイテムのいのちのたまを持たせているのであれば、乗算的にダメージ計算が行われるこのゲームでは火力強化テラスタルの方が採用し得だろうと考えてフェアリーに決定しました。
ハバタクカミ
特性:こだいかっせい
性格:ずぶとい
持ち物:ブーストエナジー
テラス:でんき
実数値:157(212)-*-116(244)-156(4)-156(4)-161(44)
技:ムーンフォース / たたりめ / こごえるかぜ / でんじは
この枠に関しては直近はテツノツツミでしたが、ハバタクカミに変更して正解でした。
コノヨザルから繋いでのたたりめが強いという面でもそうですが、HBカミ自体の初手出し性能が高いため、選出パターンを増やす事ができたというのが大きいです。
調整はS13の最終12位の方のブログにあったものからSを+1しています。その方のブログでは電磁波カミミラーにほとんど勝てたと書いてあったことに加え、S13の記事でHBカミを見るとすれば当該記事の構築及び個体が最も完成度が高いと考えており、真似をするとすればその調整を真似るパターンが多いのではと考えたため、更に+1をしてあります。
S166まで振ればテツノカシラまで抜けるので選択肢ではあるとおもいます。
ずぶといカミは実は初めて使いましたが、種族値が偏ったポケモンの弱いところに努力値を振るとここまで違うポケモンになるのかと驚きました。
こごえるかぜは、ランドロス入りの構築にも選出しやすいようにするためというのが主な理由だが、この技は鋼テラスのカイリューに対して打つことでマルチスケイルを潰しながらラス1のイダイトウが上から殴れる状況が作れる技であり、他の攻撃技や電磁波では無理なことです。
でんきテラスは、電磁波カミミラーで麻痺らず一方的に勝てるという点や、サーフゴーに耐性ができるという点は今までのシーズンと同じですが、S14においては「タケルライコから飛んでくる電気技と先制技のじんらいの半減」「ミラーコートを除くブリジュラスから飛んでくる攻撃への耐性」という利点もあり、欲張りセットのような性能となっています。
最終日はこのカミのおかげで勝つ試合が何試合もあり、入れ替えてよかったと思える1匹でした。
<選出に関して>
パターンは多様ですが、意識するべきことはあります。
選出3体の決め方に関しては
①初手出しはコノヨザルが一番多い。他にはハバタクカミやパオジアンを初手置きするパターンも多いが、相手の構築によってはミミッキュやイーユイを初手投げする場合もある。イダイトウだけは絶対に初手におかない。
②初手投げしたポケモンが相手の構築に居るポケモン達と交戦した後の状況を仮定して2番手を考える。
③相手と全般的に打ち合えるラス1を決める。結果としてイダイトウになることが多いが、イダイトウの選出基準としては「相手の構築にパオジアンやトドロクツキ、悪と思われるウーラオスがいるか」「こちらの選出的にテラスタルがイダイトウに残る見込みがあるか」「相手にステルスロックを撒かれる可能性があるか」の3点を総合的に考えて判断する。
の3点を意識すると良いです。
他には
・ディンルー入り且つオーガポン入りの初手→コノヨ
・ディンルー入り且つオーガポン無しの初手→ミミッキュ
・受けループ(グライオン入り)→パオミミイダイ
・受けループ(グライオン無し)→コノヨミミイダイ(初手いのちがけで毒びしを打たせない)
・キョジオーン入り→できるだけコノヨパオ+1
・イエッサン入り→イーユイイダイトウ+1(ミミッキュが無難)、イーユイはイエッサンを倒した後は裏のカシラに対応するため、2番手に出てくるオオニューラから退いて残すので+1のポケモンを犠牲にして、イダイトウでオオニューラを処理する。
・タケルライコ入り→裏にパオジアンを置く。
・カミ+ランドロス入り→カミを初手にして相手の眼鏡カミに電磁波を撒くか、ランドロスを誘ってこごえるかぜを使ってだいたい1-1程度の状態にしてからパオイダイ等が多いが、コノヨ初手も可。コノヨ初手の場合、初手カミがブーストエナジーでなかった場合はテラスを切る前提で考える。
・カイリューサーフゴー→置けそうであれば裏にイーユイ。ディンルーカイリューサーフゴーの場合は悪の波動が一貫しないので、初手でディンルーを大きく削れるミミッキュやコノヨザルから入ってイーユイを通すか、イーユイ選出を諦めてパオミミ選出でどうにかする。
あたりはポイントになります。
相手の構築を見て、これこっちの3体だけじゃ見切れない・・・となることは多いと思いますが、相手も結局は3体しか選出できないわけなので、「相手が〇〇+△△+××で選出してたら無理だ―」と思ってもその3体をピンポイントで選出している場合は大して高くないので割り切りましょう。厳しそうな場合でも、確率引っ掛け要素の多い構築なので、麻痺らせたり怯ませたりすれば大体解決できます。
<感想>
S10ぶり且つ、ポケモンをSVで復帰してからは4回目の2桁順位となりました。
最初に書いた通り、上を目指したい気持ちはありますが、しばらく最終成績が振るわなかったこともあり、2桁に潜り込んだ今回でも素直に嬉しいです。構築自体も、上振れチャンスを待って2桁を掠め取っていく事には適しているとは思っていますが、これで2124から潜り続けて2200周辺の争いに参戦できるかと言われると正直怪しく、2桁確定ラインで退いたのが正解だったと思います。
しかし、S14まで潜り続けていて思うのは「最終2桁を当たり前にする」ためにはやはり「最終1桁、あるいは1位を常に狙い続ける」のが一番なのではないかということです。上を目指してそこに近い所に来れば1段階下に居るのは当たり前になるという、何においても当たり前の話です。
なのでやはり、真面目に走るシーズンは常に1位とは言わずとも「1桁狙ってるよ」とできるだけ虚勢を張って言い続けてみたいと思っています。言うのはタダなので言い得。
3月終盤と4月初めは仕事が一番忙しい時期なので、3月は潜るのを控える手もあると思っています。2月はモチベーションと相談しますが、現状ではやろうと思っています。
余談ですが、10月から続けているスポーツジムでの筋トレは一応継続できていて少しずつ効果でてるかも?という感じがしてます。
読んでいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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毎月3日-20日は可能な限り配信しようと思っています。
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