「リオネル・メッシ」解体新書 Vol.9:相手の足を止めるムーブメント
FCバルセロナの退団、パリサンジェルマンへの移籍で欧州サッカーの開幕シーンを騒がせているリオネル・メッシ。彼が新天地でどのような活躍をするのかは非常に注目である。
過去に様々な視点で彼を解釈してきたリオネル・メッシ解体新書は今でも多くの方に読んで頂いているシリーズの一つである。今回はメッシのドリブルに着目して彼を解体していく。
チャンピオンズリーグ公式で取り上げられているメッシのムーブメントを私の視点で解説し、トレーニングに紐付けながら紹介する。
相手を惑わす骨盤による矢印の誘導
相手に釘を刺す、つま先による矢印の強制、小停止による誘導
カッティングでの緩急を生み出す膝伸展と体幹側屈の関係性
位置エネルギーを活用した方向転換エネルギーの創出
相手を惑わす骨盤による矢印の誘導
ドリブルの際に相手の逆を取ることは、相手を逆側に動かすか、自分が相手の逆側に動くことが必要となる。今回は相手を逆側に動かすことで手玉に撮ったシーンである。
骨盤の向きで相手の矢印をつくる
Close:骨盤を閉じる(カットイン)
Open:骨盤を開く(縦)
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