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【モノローグエッセイ】白昼悪夢
スタバで読書中。
お隣の席の若めなママさんズがおしゃべりをしていた。推しのアイドルの話から旦那の話、そして子どもの話に話題は展開していったのだが、
「反抗期本当に無理…たまにぶん殴りたくなる」
「分かる」
「生理と被った時ヤバい」
と、朝の天気予報のお姉さんみたいな声で話してて、あーこれが白昼悪夢ってやつかもなって虚空を見つめて思った。
そして、私も幼少期ぶん殴るどころか首絞めてやろうかぐらい思われていたのかもしれないと自分の身の危険を今更感じた。ひゅうっ。
どうか、推しのアイドルのコンサートのチケットが当たって、ぶん殴りたい衝動を消し去ってくれることを願わんばかりだ。
白昼に目を開けたまま遭遇した悪夢の話。