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『涼宮ハルヒの劇場』鋭意制作中!の話


◆ハルヒは20周年だよ(笑)

『ハルヒが1x年前』というネタを馬鹿の一つ覚えのように毎年擦っているのは恐らくぼく以外にもいるかもしれない。
2006年4月。京都アニメーションが手掛けたTVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』。ハルヒが放送されたあの時の衝撃は昨日の出来事のように覚えている。放送事故のような初回放送。原作が読みたすぎて自転車を500憶km飛ばしても猿空間送りされたようにどこの本屋にも見つからなかった思い出。晴レハレユカイオリコン1位企画への参加。当時出来立てほやほやだったYouTubeで何度も見たOPED。エンドレスエイトの如く無限大に語れるのだが、それは別の話にしておこう。

さてその実、今年でもう17年前になってしまった。
やれやれ、恐ろしい事実だ。これだからぼくは年を重ねたくない。時を刻むにつれて、2006年のあの頃がもう二度と戻れない泡沫の日々だと強く意識させられてしまっている。エロゲが遊べる年になったのはとても感謝しているが、それとは別に、なにかを失ったような気分だ。
…こんなことをグダグダ書いていると自分が如何にインターネット老人会の一員であることを酷く痛感してしまう。嫌だ。認めたくない。そんな悲しい生き物であるぼくの心は永遠の十七歳です。

マジだよ(笑)

ところがぎっちょん。
原作第一巻『涼宮ハルヒの憂鬱』が刊行されたのは2003年6月なのでとうの既に20周年を迎えていた い や あ あ あ あ あ あ あ あ(PC書き文字)

◆涼宮ハルヒの劇場

本日9月24日(日)、『スニーカー文庫35周年FESTA!』という番組が配信された。(この記事をアップした18時現在、まだ続いているが)

その通り、スニーカー文庫は35周年を迎えたので、えーっと…ひー、ふー、みー、まー、…いやWikiを見るか。その実1989年創刊。
「ライトノベル」という言葉が普及されはじめたのは個人的に00年代前半のイメージがあるのだが、そんなえらく昔だったのか。まあ電撃文庫も30周年だし、富士見ファンタジア文庫も今年で同じく35周年なので、どのみち仲良しこよしである。

その番組内にハルヒもあったので、今回めでたく最新刊『涼宮ハルヒの劇場』が発表された。ハルヒは20年前から誕生だというのに、今でも全く古臭さを感じさせないのはスゴイ。のいぢの絵が年々アップデートされているのもあるからだな。それ数か月前のシャナのときにも書いたな。

◆で、いつ刊行するの?

ハルヒの新刊=延期というイメージはぼくでも定着している。
なにせ『涼宮ハルヒの驚愕』が2007年⇒2011年と4年も延期していたからだ。劇場アニメ『涼宮ハルヒの消失』が2010年に上映されていたのも含めて、再びハルヒブームを巻き起こすのに一貫していた…かどうかはぼくの勝手な妄想に過ぎないが。

因みに直近の最新刊『涼宮ハルヒの直観』で2020年11月25日発売。もう3年前なのか…とはいえ、『驚愕』から実質9年ぶりの最新刊なので、3年という年はそう短くは………
なげーわ!!中学生と高校生とキョンたちが過ごす歳月だわ!!3年間はまず大事にすべきだわ!!

とはいえ、だ。
ハルヒは今でも大好きな作品だし、それは未来永劫変わらない事実だ。無理をしない程度で、細々と続いていただければ幸いである。原作者の谷川流先生は今年で53歳になられるからなあ。大したものだ。
10年後に「ハルヒが30周年」という字面を見た瞬間宇宙猫になっているのは間違いない。

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