『甲虫王者ムシキング』1/12サイズのミニチュアゲーム筐体購入!気が付けば生誕20周年だったでござるの巻
◆ムシキング
『甲虫王者ムシキング』のミニチュアゲーム筐体のガチャガチャを偶然見つけたので衝動買いしてきた。ぼくはこういうミニチュアが本当に好きである。本物の筐体はクソ高くて買えないからな、ちっちゃくなっただけでも満足だ。
1回500円。発売元はスタジオソータ。昨年7月に発売されたとのこと。
ムシキング懐かしいな。
といっても当時は若くお金が必要でしたので、ぼくは1,2回やった程度。多くを語ることができない。語れることは聞きかじった程度の知識で恐縮なのだが。
確かジャンケンゲームだったかな…?1回100円で1枚カードが排出されて、バーコードを読み取るとNPCと戦わせられるやつだ。所謂データカードダスというやつだ。今なら『スーパードラゴンボールヒーローズ』が一番ピンとくる人は多いのではないだろうか。
メディアミックス展開も幅広く行われており、アーケードの他にはゲボアドやDSといったCSにも登場。
そして2005年にテレ東夕方枠にて放送されていたTVアニメ版が相当の鬱アニメとして定評があったり、『龍が如く 極』に「昆虫女王メスキング」というミニゲームが実装されたり(甲虫じゃなくて昆虫)、2015年より復活した新シリーズ『新甲虫王者ムシキング』に登場して話題を呼んだのが淫紋持ちのメスガキだった。
子供向けコンテンツに性癖破壊要因が登場すると深夜アニメよりもレッツ背徳しているんだよね。凄くない?
しかしながらその復活した新シリーズは2015~2018年と長く続かなかったようだ。
そして昨年にシリーズ20周年を迎えた記念として、TVアニメ版のBlu-ray BOXが発売されたり、本商品が発売されたようだ。
現在完全版が刊行中の『ハヤテのごとく!』でもネタにされたらしい。お嬢様だからこそ筐体が買えるのはうらやましい。
◆商品概要
本商品は組み立て式。なんでも20分かかるらしい。こないだのカプセルスウィートランドで悪戦苦闘していたぼくのことなので、それくらいかかる覚悟はある。
取説はぎっしり組み立て方、シールの貼り付け方が丁寧に記載されていて好感触。
切り取って本物の筐体で使えるかは不明だが、ムシキングカードを筐体でパロっている。「ねだん500」がミソ。
つーか公式大会10万回以上開催ってマジなの!?たぶん全国のゲーセンで小規模な公式イベントがあれば、ホビーアニメ感覚で全国大会も開催されていたのだろう。
マジだった。2003年5月開催、2007年11月で10万回突破。4年半でソレとなれば、そりゃあギネス認定されてもいいだろう。
めちゃくちゃパーツ多いな。
取説に倣った並べ方をしてみたが、500円のガチャとは思えないゴージャスなつくりである。とりあえずシールは先に貼っておこう。なお今回引いたのは2006年Ver.だった。
◆組み立て
よく見るとこれ、ゲーム画面である。見覚えのあるUIだ。ゲーセンウロチョロしていると見かけたゲームデモでこんな画面があった気がする。
まずパーツ①を組み立てて裏面がこうなってて、
カードをブッ刺して、
もうこれで満足してしまった。
筐体のディスプレイだけでも凄まじくムシキング感出まくっているよ!まあシール貼ったときから「これだよこれ!」となっていたんだけどさ!透明なプラ板のおかげでちょっと高級感が出た気がする。気のせいかもしれない。
パーツ②。この取っ手はなんだろう…?裏で色々いじったりカード補充なのは想像できるが。
パーツ③。ミニチュアなのに本物感が出まくっている。
よく見るとキャスターらしきものもそれっぽくついている。作りが丁寧だな。
そしてこの大まかな3つのパーツをドッキングさせると、
よし完成。ガチで本物と見間違えそうなハイクオリティ!
◆完成図
筐体上部のPOPも取り付けるとますます本格的になるな。ただこれガッチリはめ込むことはできないので外れやすいのはやや気になるか。
360度どこから見てもムシキングである。
フラッシュ撮影すると映えやすい。
「おいちょっとこれ起動してくれよ」と言いたくなるほどボタン部分もしっかり作られている。細かい文字はつぶれて読めないが、それっぽい雰囲気に仕立てて再現度が高い。
ムシキングって対戦モードがあるのか。こういうひとつの筐体で2人プレイできる仕様って謎にゴージャス感あって好きなんだよね。そのうちガンシューティングのやつもミニチュア化しないかなあ。
ググったらもうあったわ。実在するゲームではなくてソレっぽいやつのだけど。
というわけで、これは良い買い物をした。出来が良い。ムシキングにはそこまで思い入れはないぼくでも部屋に飾っておくだけでゲーセン感が増してくる満足度が高い。
ただこれ、ゲーム画面のパネルを変更できるちょっとしたギミックがある為からか、パーツが外れやすい(落としたら確実にバラバラになる)のは気になるところ。まあ下手にガシガシいじるようなものではないので、撮影するなら棚からひょっこり引っ張り出せばいいだろう。