映画「ラプラスの魔女」をみた

<公式サイトhttp://www.laplace-movie.jp/ より>

・原作の作者、役者さんたち、どっちも個人的に好きなのに、評判がいまいちのようで気になってみてきた。原作は読んでない。

・うーむ、久々にストーリーも主題も微妙な作品だった。
ミステリアスな殺人事件の事件簿とも、トラウマ克服物語とも、不可思議な現象ともSFとも言えない。何かしら物足りない。

・なるべくネタバレ避けるようにはしますが、以下何かしらバラしちゃったらすみません。

・大学の先生役って、なんなの?主演とするには比重なさすぎて、観察者にするには観察してくれない。警察やまどかが助けを求める理由もちょっと弱い。ナレーションもしてない。最後はもはや物置レベル。

・ナレーションで思い出したけど、大事な場面を長いセリフで説明しすぎ。研究所博士の大事な解説の時に半分寝そうだった。そこは話し方も抑揚なく淡々としすぎて、というのは言い訳だけど・・・。最後のクライマックスで語る悪は完全演劇トーンだった。お芝居が残念というより、脚本が残念。。

・説明シーンでテロップ使ってる時点でどうよって感じだよね。

・事件の解決が微妙だったのも残念。処罰されてないとかそんなのより、結局誰がどうしたの?って、せめてクリアにして欲しかった。東野圭吾だもの。本だったら一行の短いセリフでも「ええー!!!」ってなるかも知れないけど、映画だと1秒の独白でそうはなかなかならなかった。ミステリー特有の、こんなトリックでこうヤッたぜ!的な盛り上げもびっくりもなかった。。ってのは、原作がそもそもそうなんだろうけど。。

・いいところもあったはず、、きっと、、パッと出ないのはなぜ、、あったはず。。。

・映像きれいだった。クライマックスのカメラワークも面白かった。
ロケ地の温泉行ってみたい。

・一緒に観た友達は、櫻井が可愛いからもういいって。笑


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