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弾丸じゃない旅行in新潟1日目-2
▶️9月の三連休を利用して新潟へ遊びに行ってきた記録。
(サムネ出すとスペースとりまくるので今回は文字のみリンク)
その1→ 弾丸じゃない旅行in新潟県
その2→ 弾丸じゃない旅行in新潟1日目
そして「弾丸じゃない旅行in新潟1日目-2」です。1日にもりだくさんで案内してもらったのでノート1記事にまとめるとすごい長さになるので。以前書いた4000文字の時で結構な詰め込み具合だったので分割していきます。笑
新潟県糸魚川市にある地下40mの地下駅「筒石駅」から地上へ脱出、来る時近くに見えていた街並みを見たい!!となり、そちらへ向かう。近くに車を止めてそそくさと散策開始。
古くからの漁師町で木造の3階建ての家なんかが密集して建ってる。木造なのであちこちに消火栓が。
各民家の先には魚をさばくため?の水場があった。ほぼ全家。
奥に水色の車が見えてるけどほんと道幅ギリギリ。よく入ってきたなぁと思ったらデイサービスの車でした。ご苦労様です。
錆びてる自販機が潮風を感じさせるいい味出してるなぁーなんて写真を撮ってたら店主のおじいちゃん登場。案内してくれてた友達がつかまる。(話相手って意味の)
ここは筒石駅から海岸近くへと降りてきた場所なのだけど、筒石駅は元はトンネル工事用の斜坑の一つを利用して作られており、そのトンネル工事の時に掘り出した土砂を使って海岸線を埋め立て、現在すぐ近くを走っている国道8号線が出来たとか。
それまでは集落から見て国道8号線と反対側に主要道路があり、そこに並行して蒸気機関車が走っていたらしい。旧北陸本線。店内に入ってA4サイズのパネルに貼ってある昔の写真を見せてくれた。薄いセピアな写真には蒸気機関車や昔の街並みが写っていた。貴重な写真見せていただきました。
いろいろ説明を聞いてる時に「〜ほら、あっちに風車があるでしょ?風車。え、わからない?」と地理的な説明をされてごめんなさいわからない…「横浜から来たのでまだ見てなくてわからなくて^^;」って答えたけど、あまり関係ないらしい。「ん〜?あるでしょ〜それでね〜」って感じで話は続く笑
この地区の昔の呼び名や港の話を教えてもらった。時間あったらもっと聞きたかったかも。これから海岸沿いにある舟屋を見たいんです、と言うと「あっちは昔の港だよ。もう使ってないから手漕ぎの遊び用の船を止めてるだけだなー俺も二艘止めてる」って。
すぐ近くに新しい港が出来てからは主にそっちしか使っていないけれど、昔の舟屋も利用していると話してくれた。
「ほんとは(行政的には)潰したいみたいだけどな。一個一個が個人の所有だから連絡つかなかったり手が出せないのよ。だからそのままになってる」
なるほど。横浜の河川に乗っているだるま船もそうだけど昔からのものって所有者はわからなかったりすでに亡くなっていて誰が所有しているのか分からなかったりとか色々あるもんね。そこもそんな感じなんだな。
短時間でいろいろ教えてくれてありがとうおじいちゃん。おじいちゃんに会う前にも地元のおばちゃんと擦れ違ったけど、訝しむ感じでもなく優しい空気を持って挨拶してくれたし、人の感じがいい町だなぁ。
ってことで店主にお礼を言ってそのまま徒歩数分、昔の港、舟屋の並んでる場所へ行ってみた。案内してくれた地元の友達も「行きたいと思ってた場所!」らしくワクワクと向かう。
うお。これはなかなかすごい。京都だっけ?有名な舟屋の場所があったなぁなんて思いながら写真を撮る。
朽ちてる感もすごいけど漂流物が多い。ネットで少し調べるといろんな人が撮ったこの場所の写真が出てくるのだけど、海水面がもっと高くて舟屋の目の前がすぐ海!って感じ。今回訪れた時は砂浜広いし「船出すの大変だなぁ」って思ってたけど潮が引いてただけなのかな。
目の前の海には、この港が現役だった頃には防波堤な役目をしていたのかな?と思われる岩礁。
その岩礁を横から。
奥に見える柱は友達曰く「新潟の七不思議のひとつ、海に浮かぶ電柱」…え、電柱?!えっと、灯台の代わり、かな…?
この港が現役な頃は手漕ぎの船とかだったのかな、モーターついたのも稼働してたのかな、この電灯がほんわり明かりを灯して漁に出ている船が帰ってきたのかな、とかいろんな妄想が巡ってくるともう個人的に、なんともたまりません…!
旧筒石港から現筒石港方面を眺める。
そしてここで「vs新幹線ライダー」とはお別れ。友達の家に寄ってくよう言われるもこの日台風が日本海へと北上中だったため、帰宅することに。車ならともかくバイクだしね。また今度は一緒に来ます〜っと一足先に帰って行きました。
その後?わたし?もう宴会です。祭りです。口の中が。
日本海の海の幸だああああお米はもちろん美味しいし、魚介たちが新鮮…っ!!なんなら味噌汁に入っていた「あおさ」もすべてが美味しい…笑
お客様おもてなしでカニまで剝いてもらっちゃったよ…ありがとう!
そして「横浜に住む親戚のおばさん」と化した私は子供達へお土産攻撃です。笑 喜んでくれてたので良かった♪ホッ
ドキドキからびっくりからワクワクからの新潟の1日目の夜は、地下駅への上り下りが心地よい疲れを引き出し、ふかふか布団でおやすみなさい!