ガムください
初投稿の記事を読んで下さった皆様、
本当にありがとうございました。
様々な方からたくさんの感想を
ありがたいことにいただきまして、
「読んで良かったなーって思った」
「久しぶりに会いたいから飲みに行こう」
「もっと読みたい」
「文章いっぱい書けてすごい」(笑)
といった内容の。
改めて、
自分が周りに恵まれ過ぎていることと
せめてもの自分が手の届く範囲にいる人たちへの感謝の気持ちを
ひしひしと感じることができました。
それと同時に、
別に誰かのために書いているわけでは無いけれど
自分の文章や言葉、感性や感情が
他人に伝わることの嬉しさや恐怖を、
評価される事のワクワク感を、
たくさん実感できました。
誰にでも微量の承認欲求はあるのだと
それが人間だと
改めて強く実感できました。
以下に書く内容は
完全に個人の主観であることを理解した上で
読んでいただければと思います。
そして今回もこれからも
記事を通して
誰かに何かを伝えようという意思は
全くありません。
これはただの
感情や考えのアウトプット、
思考の整理
です。
フジロック2023。
実際に足を運んだわけでもなく、
LIVE配信を観たわけでもないけれど、
SNSに流れてくる映像や記事を観た。
GEZANに痺れた。
RIZINの多数の選手の煽りVに
楽曲が使われていたり、
ボーカルのマヒトゥ・ザ・ピーポーは
映画を製作していたり、
今ではメジャーになりつつあるバンド。
GEZANは一般的なバンドと違う。
歌を歌っているようで歌っていない。
曲を通して「デモ」を行っているような感じ。
社会に対して圧倒的な当事者意識の高さ。
変化に敏感で
様々な情報や感情に触れることができる
感度の高さ。
アンテナの広さ。
それをもって曲にする
表現力の高さ。
ユーモアさ。
センス。
全てに魅了される。
歌を歌っているようで歌っていない
というのは
一見すると、
ガチャガチャしていて、よく叫んで
曖昧な楽器の音が聴こえるだけのように見える
ということ。
でも曲が成立している。
メロディーがある。
観客の落とし所がある。
喰らう場面がある。
そこがすごい。
それを表に出さないところがもっとすごい。
まるで人間のよう。
本質が隠されるということ。
それを見つけてはじめて
感情を抱く。
評価の対象になる。
それが保証されていないところで表現できる
度胸、タフさ。
GEZANの曲を聴いたり
LIVE映像を観たりする度に
自分の未経験な感情や刺激を受ける。
GEZANはそういったものを
与えてくれている。
アルバム「狂」に収録されている楽曲
「playground」から「I」への流れは
最高に綺麗で感動する。
「END ROLL」、「待夢」、「萃点」
最近リリースされた「JUST LOVE」。
曲ひとつひとつをとっても、本当に最高。
音楽に対する感想って
割と言語化するのが難しかったり、
できたとしても抽象的すぎてしまったり、
それを共感できない他人が絶対にいたり
するところが面白い。
何が良い曲で、
どこのフレーズが良くて、
どこのメロディーが綺麗で、と
自分だけの評価軸を持てる芸術だと思う。
与えられるものが目に見えない。
そしてその与えられるものは人によって異なる。
そのような作品や空間、場面に
かなり価値を感じるようになった。
とても面白いと思うようになった。
そんなものを自分で作れたら
幸せだろうなー
楽しいだろうなー
と
日々思うばかりで思うだけで思うことしかできない現状にイライラする時がある。
今まさにそうだったりする。
GEZANは確かに
未経験の領域にある感情や刺激を
与え続けてくれている。
それを自分は理解して整理する。
言語化すれば整理したことになるのだろうか。
何度も何度も整理する。
それが完了した時、
あらゆる対象に対する感情が豊かになる。
視点が増えるといった感じだろうか。
自分が経験した感情や刺激が
たくさんあればあるほど
人生楽しくなるし、深みが出る。
かもね。