Photo by wecolla 長編詩 男女6人恋物語17回目 9 結城陽人 2024年11月18日 21:59 階段を降りたが、翠は居ない。よく見ると、観葉植物の影に、謎の男がいたのだ。男は僕を見て、「翠さんは厨房ですよ」と言った。僕は「そうですか。貴方は何をしているのですか?」と訊いた。その頃、葵は中庭のテーブルの椅子に腰掛けていたようだ。翠が姿を見せたのはすぐあとだった。翠は僕を見ると、「星が綺麗だわ。いつもより、ずっと。貴方も見たら?」「ああ。(謎の男に向かって)あなたも一緒にどうですか?」と言った。実際、その晩の星や月は綺麗だった。こんな綺麗な晩に僕たちは結ばれたのだ。 ダウンロード copy ここから先は 47字 この記事は現在販売されていません ログイン #恋愛小説 #結城陽人 #長編詩 #男女6人恋物語 9 この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか? チップで応援