長編脚本『続あまちゃん」
◇まず初めにお断りしておきますが、この物語はNHKの朝ドラ『あまちゃん』とはなんのゆかりもありません。何故続なのか?それは回を追うごとに明らかになるでしょう◇
概略
時代は2✖️✖️✖️年。日本は少子化と高齢化の結果、活力のない、痩せさらばれた国になってしまった。。その状態から日本を救ったのが僕らのアイドル、和製ジャンヌダルクこと甘木アリス(あまちゃん)だった。
登場人物は次回に記します。
第一回
探偵A 「こんな居酒屋に日本初の女性首相候補と噂される政治家が来るんすかねー。兄ぃ。」
探偵B 「俺の得た情報によると間違いないぞ。今夜は会社の経費で落とすから、いくらでも飲め!」
探偵A「それじゃあ、ゴチになりますよ、アニキ。おっ、このホッケいやにデッカいっすねー。どこで取れたものなんだろう?そりゃホッケーどう。なんちゃって。」
探偵B「お前は親父ギャグを1人ツッコミでやんのか?つまらん」
探偵A「あ、今笑いましたよね?絶対笑いましたよね?」
探偵B「そんなんで笑うか、ボケ!俺だったらなぁ、もっと上手い親父ギャグを言えるぞ。お前、焼酎は週一で飲んでるんですか?って俺に聞いてみろよ!」
探偵A 「えっ。(めんどくせぇ展開になったな、こりゃあ)いいっすよ、アニキは週一で焼酎飲んでるんすかぁ?」
探偵B 「ははは、そんなに聞きたいのか?それじゃあ、教えてやろう、俺は焼酎はしょっちゅう飲んでるぜ!ははは、爆笑だろ?爆笑ヒットパレードだろ?」
探偵A 「アニキ、楽しんでるとこすみませんが、来たらしいっすよ」
秘書A 「甘木先生、こちらに」
甘木 「(メニューを見ながら)ウーンと、肉じゃがと、いぶりがっこ。ハツとカシラを塩で、テバをタレで」
従業員 「よろこんでー!」
秘書B 「先生、お飲み物はいつもの生で?」
甘木 「今日は瓶の気分なの。サッポロの中瓶で」
従業員 「よろこんでー!」
探偵B 「はー。惚れちまったぜ。これがあまちゃんだ」
従業員 「よろこんでー!」
探偵A 「注文じゃねーじゃん。そっすねー。これが甘木アリス。あまちゃんかー」
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