日本縦断ヒッチハイク旅🗾
3月26日から9月5日の163日間で
日本縦断ヒッチハイクの旅を
成功させる事が出来ました。
まず初めにお世話になった方、
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
旅を始める前の投稿にも記載した通り、
日本縦断ヒッチハイクをしようと
思ったきっかけは3つ。
・日本の見聞を得たい。
・今までの人生で出会った人たちに会いたい。
・初めての人たちに出会って
自分の知らない色んな経験や話を聞きたい。
日本縦断旅をするにあたって、
1番大切にしてたのは、
自分の気分が乗らない事は
一切しないという事。
それは「逃げ」と捉えられる事も
あると思うけど、自分は決め切ってしまうと
貫徹しようとする傾向にあると思う。
だからこそ、自分の感覚に正直に
行動する事は反対に「挑戦」だったと
言う方が正しい気がしてる。
そうした考えのもと全ての行動すると、
自分の心からしたいと思って
行動した結果は全く後悔は無いし
胸の奥が宇宙みたいに広い状態に陥る。
そんな感覚というかとにかく自分の求めてる
限りなく平穏に近い状態で満足だった。
それを踏まえた上で移動の手段は
主にヒッチハイクと歩きだったけれど、
電車やバス、船
時には新幹線も使う時もあった。
宿泊も主にテント泊だったけど、
駅の待合室や満喫、カプセルホテルに
野宿など色々した。
食事は主にはコンビニで水やカップ麺、
栄養食品で観光地やその場所のご当地グルメを
購入して食べたり、スーパーをウロウロしたり
時には川の上流の方で水を汲んでそのまま飲んだりもした。(今思えば危険な行為だった笑)
そんな感じで自由に決めてたから
ストレスフリーに自分の気持ちに
素直に行動出来て楽しめたと心から思える。
移動のヒッチハイクでは
単純に計算しても200〜250組くらいの方に
お世話になった。本当に色んな方と出逢いました。旅の始めは少し苦労したヒッチハイクも
場所だったり時間、するかしないかだったり
直感的なものが身についた。
車の中での会話は乗せてくれた方が
僕に興味を持って色んな事を聞いてくれた為
話すのが得意では無い自分でも旅に至る経緯と
旅の話はスラスラと話せた。
自分の中で決めていたのは、乗せてくれた方はどんな仕事しているのかとか何を勉強しているのかとかを聞く事でした。
単純に世の中にある仕事にどんな事があるのかと自分の心境の変化に興味があって、
実際に色んな職種や話を聞くことができた。
その中でも1番よく聞いたのが、
「昔に戻れるなら自分も旅とか
色々を挑戦したかった」という話。
僕の事を羨ましがって言ってくれてるんだなという捉え方も出来たけど、
直接的なその人自身の後悔があるんだなという
印象が話してる感じからも取れた気がした。
自分も今現在で後悔している事は
ほとんどないけれど、歳をとっていくと
今、後悔していない事が時を超えて後悔する
ようになるのかなって思ったりもした。
言葉にするのが難しくて、今でも不思議な
感覚がある。
泊まる場所では
さっきの通りにテント泊がメインで
色んな場所にテントを張った。
個人的にも眠たい時はどこでも寝れる
タイプの人間だったのでそれが功を奏して
野営場だったり、キャンプ施設はもちろん
河川敷や公園、時にはコンビニの駐車場だったり、道の駅、砂浜や湖のほとり、知らない人の家の真横に張ったこともあった。
グレーゾーンというか黒に近いような場所で
一夜を何回か過ごした時もあった。
人というのは本当に面白くてある程度すると
適応してくるというか自然に慣れてくる。
マットみたいな物も荷物の関係上
持っていなかった為、ほぼ毎日背中に
地球を感じながら寝落ちる日々だったけど、
何日もすると、テロテロの服を下敷きに
するだけでも快適に
思えて来てしまうほどだった。
たまに寝泊まりした漫喫やカプセルホテルでは
言うまでもなくすごく快適で
日常のありがたみを体感する良い機会だった。
ヒッチハイクの流れでご自宅にまで
招いて頂いて泊まらせて頂いたりもした。
食事の面では
自分1人でコンビニで済ませたり、
ご当地のものを買って
その近くで食べたりする事が大半だった。
ありがたい事にヒッチハイクの流れで
お食事に誘っていただいたり、
差し入れを頂いたり、食べさせたいものがあるからと言って用事があるからお会計だけして
さらっと去っていく方までいた。
基本は1人で食事してたから、誰かと一緒に
食べる時はそれだけで楽しかった。
よく質問されたのが、
「今まででどこが1番良かった?」
これに対する自分の答えは
面白く無い回答だけれど、
全部の場所に深い思い入れがあって
例えば名も無い道の景色だったり、田んぼだったり畑、国道、各都道府県市区町村の
様々な要素の全てがclearに感じれて
それに順位などつけれないという感じになる。
大前提でそれは踏まえさせてほしいです。
その中で自分が行けた場所で
1番良かったのは北海道でした。
要因としては、滞在期間でも約1ヶ月で
1番長い事居れた点とそれに伴って
食事をする機会も自然に触れる機会も
多かったという事実。
分かりやすい場所で言うとすると、
知床の辺りが良かったです。
帯広から釧路付近の広大な空間、
道東から道北にかけての
果てしなく続く直線道路。
北海道を出る最後の夜に過ごした
キャンプ場とその近くのスーパーで
買ったホタテの刺身と惣菜。
北海道に限らず、挙げ始めると
本当にキリがなくなるので、
このぐらいにしておきます。
旅の総括を自己採点すると、100点満点。
もちろん行った場所も、
人との出会いも大満足してる。
何回も言うようだが、本当に
尽きることの無い「ありがとう」「感謝」
の気持ちでいっぱいです。
本当にこれに尽きる。というか
これ以上の言葉が見つからない。
コンビニ付近でヒッチハイクをしていると
差し入れを何度も頂いたり、車の窓を
開けて手を振ってくださったり、
下校途中の中学生が暑いからと
気にかけてくれて、お小遣いであろうお金を
使ってスポーツ飲料を自販機で
買って来てくれたり、
無償で散髪をして頂いたり、
色んなエピソードが
一つ一つに感謝が止まらなくて、
大切で愛おしい瞬間でした。
だからこそ、今回縁がなく行けてない所にも
行ってみたいし食べたいものもあるし
もっと色んな人と出会ってみたい気持ちも
間違いなくある。
もっとゆっくり2、3周したいくらいの感覚。
そんな感覚もありつつ、旅の前には無かった
自分の気持ち、感覚にも気がついた。
人の為に何かをしたいっていう感覚。
最終的には自分の為にしたい事なのかもしれないけれど、モヤモヤで複雑で不明瞭で
旅の前には確実に無かったこの感覚。
大袈裟に言うと、今現在で自分のしたい事の
目標が見えてきたという事。
ベクトル、天秤にかけても
ウエイトがそっちに傾いてる。
それは仕事という面でももちろんそうだし、
日常の中でも同じです。
自分がされて来たように、次は自分が誰かに
してあげれるようになりたいという想いが
真に強くなりました。
終わりにはなりますが、
日本縦断ヒッチハイク旅で
色んな人たち、生き物、環境、価値観、
自分の感情に出逢う事が出来ました。
毎日が純粋に新鮮で予想の出来ない
日々の連続で心からいい経験になったなと
旅を終えた今でも思えています。
そんな瞬間と記憶と感覚を胸に
明日からも自分らしく生きてたいと思います。
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