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【ウズベキスタン】タシュケントからサマルカンド

中央アジアに興味がある方、これから行く予定がある方の参考になったら嬉しいですー

首都タシュケントから観光都市サマルカンドへ

カザフスタンからウズベキスタンへ戻ってきた翌日にサマルカンドへ移動した。

サマルカンドへは国営鉄道(昼行または夜行)で行くことができる。
私は迷いなく寝台列車にしました。

・寝台列車の設備等
枕と布団は最初から敷かれている。発車後に乗務員さんが、枕カバーとシーツ、薄いタオルを配ってくれるので、各自でベッドメイクをする。その際、どこで降りるのかも聞かれるので念を押すように答えると良さそう。自分の場合は乗務員さんが降車駅の手前で起こしに来てくれた。

車内にエアコンはなくて、天井に小さい扇風機がついているけど動かず、かなり暑かった。シーツと一緒に配られたタオルはたぶん汗拭き用。
あと、各席に充電用のコンセントもついていたけど、これも使用できなかった。

そのほかには、各ユニット(大体4人)ごとに人数分のお茶パックとコーヒー、お菓子が置いてある。乗務員さんに頼むとお湯が入ったポットとティーカップを持ってきてくれる。
テーブルはユニットごとに一つずつなので、自動的にお茶会が始まり、近くの席の人たちと交流できる、ひとり旅にはありがたいシステム。

日本人観光客はあまり多くないので、みんないろいろ質問してくれた。
それぞれが持ってきたお菓子を交換したり、旅の理由を話したり、、、、たまたま近くの席になっただけといえばそうだけど、サマルカンドにつく頃にはお互い別れを惜しむほど距離が縮まった。
フレンドリーで、誰でも家族のように迎え入れてくれるウズベキスタンならではの経験ができたなーと。

タシュケント駅の近くにある食堂。タシュケントにしては良心的な価格で、メニューも豊富。
ラグマンとチャイ
タシュケント駅の中。スマホを無料で充電できる。
たしか18:30くらい?定時運行なので遅れないように!
寝台列車の社内
私が乗った席(左上)


同じユニットでお茶会?
席が近かったウズベクっ子

タシュケントからサマルカンドへの移動を紹介したものの、1つ強調しておきたいのは、私の経路は全くお勧めできないということです!
私は今回、タシュケント→カザフスタン→タシュケント→サマルカンド→ブハラ→ヒヴァ→タシュケントという順番に移動した。(すべて陸路)
このルートだと、旅の後半にヒヴァ→タシュケントという超長距離移動が待っているので、日程の融通が利かない。以前の記事で紹介しましたが、ウズベキスタンの鉄道はチケットがすぐに売り切れてしまいます。ヒヴァ→タシュケント間のチケットを事前に購入できている場合を除いて、このルートは計画しないほうが安心だと思います。
実際私は、そんな長距離移動する電車乗る人なんてそこまでいないだろと甘く見て、確認もせずにいたところすでに売り切れていることが発覚し、最悪の場合帰国便をキャンセルしなければいけない(一番安い席なのでもちろん全額負担)という状況に陥って大焦り。

結局ヒヴァからいったんブハラで乗り換えてタシュケントへ行くチケットが運よく取れたから無事帰ることができたけど、その詳細はまた後で紹介します。

ということで、ウズベキスタンの主要四都市をすべて周りたい場合は、タシュケントから先にヒヴァに移動してしまってから、少しずつタシュケントへ戻っていくルートが圧倒的おすすめです。

ただ、スケジュールの都合でタシュケントとサマルカンドしか行けないという場合もあると思うので、そうした方の参考になれば嬉しいですー。


サマルカンド観光


レギスタン広場
サマルカンドの観光といえばやはり世界遺産のレギスタン広場がメイン。中にはネットなどでレギスタン広場の画像を見てウズベキスタンに興味を持った方も少なくないはず!

私もサマルカンド滞在中は毎日訪れたほど大好きな場所です。サマルカンドブルーに彩られた巨大なマドラサや霊廟はとにかく圧巻の光景でした!!
レギスタン広場の歴史的な解説等は他のサイトを参照してもらえればと思いますが、私からは、中まで入らなくてもいいかもよ?というお話。
レギスタン広場は中心部?が柵で囲われていて、柵の外の広場から眺めるのは無料だけど、柵内に入って建造物を間近で見たり、内部に入って各展示や天井装飾を楽しむのは有料。
たしかに天井装飾など一見の価値はあるけど、とにかくお土産屋さんの客引きが多すぎてゆっくり建築を楽しめなかった。
無料の階段エリアから眺めるのが一番の楽しみ方だと思います。



ショブバザール
野菜、お肉、パン、生活用品、お土産、、何でも揃う大きなバザール。
カラフルなスパイスやフルーツ売り場は見てるだけでわくわくします。
歩き疲れたら中心部に食堂があるのでお茶したり、プロフを食べたりすることもできちゃいます。

バザール内の食堂
プロフとモモ
ツヤッツヤのナン
群馬県民憧れのウズベキスタン料理
GUMMA

サマルカンド新市街
郊外に広がる砂漠の再開発にともなって最近できたサマルカンド新市街。
歴史があるわけではないので、イベント等があるとき以外は行かなくてもいいかも。ただ、きれいで人も比較的少なく、ちょっとした飲食店やお土産屋さんはあるので家族連れには良さそう。

焼きたてサモサ奢ってくれた
サマルカンドで仲良くなったメンバーで新市街観光

おすすめ飲食店

Shoxjaxon Milliy Taomlar

何を食べても美味しい、そして価格も良心的な最高レストラン。
英語もあんまり通じないけどスタッフみんないい人だしおすすめです。ジョッキビールあり、クレカ支払い可能です!

ラグマン、シャシリク、ミモザサラダ、ナン


Rayhon Nur

ここはサマルカンドで知り合ったウズベキスタン人たち(新市街に一緒に行ったメンバー)に連れて行ってもらったレストラン。
メニュー数も多くて美味しい。
”Japanese”という名前のサラダがあって、日本風というより中華風って感じだったけどとても美味しかった。

”Japanese”サラダと馬肉のソーセージ
細切れ肉のサラダ
肉団子スープ
飲みきれなかったビールを瓶で持ち帰り


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