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東アフリカ ひとり旅Day9-詐欺師と旧市街観光-

地獄の夜が明け、ふらふらででホステルを出た。

急遽追加予約した旧市街のホステルまで、トゥクトゥクで移動する。
今日泊まるのはTulia Old Town。

8人部屋のドミトリーで一泊2000円くらい。
世界遺産になっているモンバサのOld Townのど真ん中にある。

このホステルは全力でおすすめしたい。

茹だるような暑さで観光客だけじゃなく地元の人達も元気がなくなるモンバサ。でもこのホステルはインド洋沿いに建っていて、潮風でかなり涼しい。
昨晩まで大量の蚊に苦しめられていたのが嘘のように蚊もいない。更には水回りも含めて感動的に設備がきれい。

一泊数百円の差をケチって蚊の餌食になった過去の自分を恨む。

荷物を置いたらオールドタウンを観光してみる。
まずは世界遺産のフォートジーザス。
奴隷貿易などで使用されたこともある要塞だったはず、たしか。

インド洋は日本海とも太平洋とも違った雰囲気
入り口でビザを確認されたような
まあまあ入場料払った

フォートジーザスは世界遺産の割には人気なく、現地の修学旅行生??的な団体と数人の外国人観光客のみ。 まあとにかく暑くて長時間屋外にいれたもんじゃないから仕方ない。

自分も早々に出てきて、目の前にあるレストランに入った。
このレストランはかなり当たり。

クリームペンネとトロピカルジュース
合わせて700円くらい?


久しぶりのパスタに大満足でお店から出ると、日本語で声をかけてくるおじさんが。

日本語で声かけてくる人だいたい詐欺師ってよく言われるけどまあ予定もないので話してみる。

日本人の奥さんと娘がいたけど、日本にいるナイジェリア人達に違法薬物を売る商売をしてて警察に捕まって、家族とも縁を切ってケニアに帰ってきたらしい。
普通にやばいやつ、、、

まあでも案内してくれるって言うから付いていく。
モンバサはコンパクトな街だけど、観光客が行くエリアと地元の人しかいないエリアが結構はっきり分かれてる印象。

どのガイドにも載っていないような場所を巡れたのはよかった。

ケニアと違いモンバサはムスリムが多いのでモスクが点在してる。

モンバサは猫だらけ
まな板とかは使わない
その場で捌いてもらえる
ムスリムの文化なのかスパイス売り場も充実

ディープなエリアを通り抜けるとモンバサの数少ない観光地、象牙のモニュメントがあった。

その後おじさんとバーに行って一本だけビール飲んでそろそろ帰るわって言ったらやっぱり始まった。
ニヤニヤしてお札のジェスチャー。3000kshくれって言われる。

案内してもらったし最初から有料だって言ってくれてれば払っても良かったけど、日本人だから案内してあげたいとか嘘ついてたから払わない。

楽しかったけどお金かかるって言われてないし払わないよって言うとおじさん激怒。
道の真ん中で叫びだす。

なにはともあれとりあえずホステル戻るかと思ってUberでトゥクトゥク呼んで移動する。


詐欺師とわかっててもある程度ついていってみたりできるのが男ひとり旅のいいところな気がする。

夜はホステルから歩いていける海沿いのお洒落レストラン。

ビリヤニが美味しいって書いてあったから楽しみにしてたけど売り切れらしくてカレーを注文。潮風が心地良いしご飯も美味しい。


ホステル帰ると色んな国のバックパッカーがいた。
旅行をしてきて、これから母国のシエラレオネに帰るおばちゃん、普段はダイビングインストラクターしてるけど登山も好きで、一昨日キリマンジャロ登ったところらしいフランス人のお姉さん。
暑すぎて外出せずずっとYouTube見てるお兄さん。

今日は疲れてたけど思う存分おしゃべりしてから寝た。

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