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【ウズベキスタン⇔カザフスタン】陸路国境越えについて

サローム!
今回は私が2023年夏に訪れたウズベキスタン、カザフスタンに関する記事第2弾です!
中央アジアに興味がある方、これから行く予定がある方の参考になれば幸いです!

国境超えについて

私は今回、アシアナ航空でタシュケント空港まで行き、翌日に陸路で国境を越えてカザフスタンへ入国しました。

ウズベキスタンとカザフスタンの国境を越える手段としては空路、国際鉄道(詳しくは知りません、、)、そして徒歩という選択肢があります。今回は当然一番安い徒歩移動を選びました。

国境の町

タシュケントから陸路でカザフスタンへ入国する場合、最も近い越境ポイントはGisht Kuprik(またはZhibek Zholi,たぶんカザフ語表記だとこっち)という町になります。

タシュケント市街からGisht KuprikまではYandex Goなどを利用したしか500円程で行けたと思います。
大きな街ではないですが、国境付近にはナン(中央アジアの伝統的なパン)などを売っている露天が多く立ち並び賑わっています。

小さいショッピングモール的なお店と広くてきれいな待合所もあります

出国、入国審査

出国、入国審査共にそれほど時間かかることなく完了しました。
パスポートを見せ、旅行の予定を答えるだけだったと思います。あと顔写真を撮影されました。

言葉が通じないので職員も面倒くさいようで、コンニチハ!って言われてすぐ通してくれた気がします。

カザフスタン入国後

カザフスタン入国後は大勢の客引き(両替、タクシー、食料品など)が待ち構えています。
ウズベキスタン側の国境では電波が通じましたが、カザフスタンのネットワークでは国境付近が圏外でした。そのためUberなどが使えません。
タクシーの客引きは特に強引ですが、なんとかしてそこを切り抜けてください。
客引きが大勢集まっているエリアを抜けて少し進むと、地元民向け?の乗り合いタクシー乗り場があります。こちらの方が圧倒的に安いです。

大多数の方は国境地帯から、シムケントという大きめの都市に行き、そこで次の目的地へ行く乗り合いタクシーを探すことになると思います。

カザフスタンの入国ゲート
ここを抜けると客引きや家族を迎える人でごった返している


シムケントのバザール


トゥルキスタン

私はシムケントに到着後、トゥルキスタンという町に移動しました。
アルマティやシムケントと比べると知名度が低いと思いますが、とてもおすすめです!

シムケントからは約150kmありますが、カザフスタンのドライバーはこれでもかというほどスピードを出します。私が行った時は時速190kmで走っていたため一時間もかからずに到着しました笑

トゥルキスタンにはキャラバンサライという大型複合商業施設や、カザフスタンの文化に関する博物館、世界遺産にもなっているイスラム建築など見どころがたくさんあります!

世界遺産?のなんとかヤサウィ霊廟
キャラバンサライ
バザール
博物館
歴代のハンが話しかけてくれる


カザフスタンからウズベキスタン

カザフスタンからウズベキスタンへ移動する際も、最も近い越境ポイントはGisht Kuprikになります。

Gisht Kuprikへ行くためにはまず前述のシムケントへ行き、そこから乗り合いタクシーを探す必要があります。

乗り合いタクシー乗り場

シムケントから国境地帯に向かう乗り合いタクシーは「コロス」という物騒な名前の町にあります。
タクシーの運転手や町の人などに日本語そのまま「コロス」といえば伝わります(親切に道を教えようとしてくれている人に言うのは若干抵抗がありました笑)。


↑こちらが私が利用した乗り合いタクシー乗り場です。
片側2~3車線の大きな通りから少し細い道には行った先にあります。
かなりきれいなスーパーマーケットが手前にあったので目印になると思います。
注意点としては、乗り合いタクシー乗り場の手前にタクシーがたくさん停まっているエリアがあり、かなり強引に客引きされます。ここのタクシーは基本的に乗り合いではなく、相場よりも大幅に高い金額を提示されます。

客引きを断りながら奥へ進むと、屋根があって薄暗いため分かりづらいですが、正規の乗り合いタクシー乗り場があります。
利用しているのは主に現地の方々なので、運転手ではなく先に乗車している方に料金を聞けばぼったくられる心配もないと思います。

コロス乗り合いタクシー乗り場周辺


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