無料の中でのお礼のあり方

はじめに、私には突出した能力も、ずば抜けた才能もありません。

そんな私ですが、現在は無料で傾聴を行なってます。(よりそい・傾聴Twitterアカウント@yorisou_haruto フォロー、シェア歓迎🙏)
どんなお話でも、お聞きします。

• 家族間のお話

• 自殺願望

• 毒親

• 性に関すること

• 精神疾患や障害

• 将来の不安

• 仕事のストレス

• 対人関係

お話いただく方がお話ししたいこと、吐き出したいことなら、制限は設けずにお聞きしてます。

アドバイスも上手くない
口下手で上手いことなんて
何ひとつ言えない…

こんなことしてます。
そう言いながら、私はアドバイスが上手いわけでもなく、口下手で気の利いたことなんて言えないような人です。

「じゃあなんでそんなことしてるんだよ」
「やめちゃえよ」

そう思われても仕方ないと思いながら、始めてから今日まで続けてきています。

ありがたいことに、感謝の言葉を頂くこともありますが、本当に私は何もできない…

ただ、お話ししてくださる方のお話に耳を傾け、私の言えること、感じたことをお伝えしています。

そんな中"賛否両論"のお礼のお話し

時間制限は設けていませんので、10分のお話しの時もあれば、3時間なんてこともあります。

私にとってそれは決して苦痛ではありません

私がしたいと思うからやっていることです。
なぜこの活動を始めたのかについては、別記事で改めて書こうと思います。

特に気の利いたことを言うわけでもない私ですが
「すごく助かった」
「また聞いて欲しい」
「ありがとう」
そんなありがたいお言葉をいただき、中にはなにかお礼をさせて欲しいとおっしゃってくださる方もいらっしゃいます。

お礼が欲しくて始めたんじゃないし、私が救われてることの方が圧倒的に多いです。

それでも、ご自身の得意を活かしたお礼や、時間に対する金銭でのお礼、様々なお礼の提示を頂きました。
まだ、数ヶ月の期間ですが、いろんな形のお礼がありました。

お言葉は都度感謝を込めて受け取ってきましたが、趣味や特技を活かしたお礼や金銭や物品はお断りを続けていました。

しかし、ある時このようなアドバイスを頂きました。
『人の気持ちは受け取るのも礼儀ですよ』

私は、経験不足の若輩者であり、アドバイスくださった方は、私よりも遥かに人生を経験してきている方です。

その言葉に私は、ハッとさせられました。

無料でという気持ちは素晴らしいもの
しかし、相手からの気持ちをずっと断り続けるのは、奉仕してると言う自分の気持ちを満たす
そう言うことでもあるのだと言うお話しでした。

そうか、ただ断り続けることは
自分に酔っている。とも言えるんだ

前述の通り、私にはなにか特別な才能や秀でた能力があるわけでもない中、ありがたいことに細々とではありますが活動を続けさせていただいてます。
それも、利用してくださる方がいるから。

私1人では成り立たちません。

それなのに、どうしてもお礼がしたい。
何かさせて欲しい。

そのようなお気持ちを断り続けることは、見方を変えると私のエゴでもあるのだと気付かされた気がしました。
そして、無償と言うことで、自身の気持ちを満たしているただの自己満足とも取れるのだと。

しかし
有償にします。
とは言いません

前提は、無料のままで継続していきます。

しかし、そのようなお気持ちは、相手の気持ちを汲むと言う意味でも、ありがたくお受けさせていただきたいと思います。

今までご利用くださった皆様、全てにお礼を求めるようなことは一切致しません。

そのようなことはありませんので、引き続き無料でご利用ください。
当初の通り、無料で変わりません。

ただ、もしも何かお礼がしたいとおっしゃってくれる方がいたならば、その場所を用意しておき、謹んで受け取らせていただく所存です。

これは、賛否両論あると思います。
同時に、どちらが正しいのか？明確な答えのないお話でもあると思います。

ですから、議論も避けたいと考えています。
せっかくのお気持ち、議論によって壊したくないですしね。

お気持ちはお気持ちとして、相手に失礼のないように受け取ることも大切だと私にお教えくださり感謝してます。
おかげで、今後お相手の気持ちを無碍にすることはなくなりました。
それは、今後の私の人生に於いて、とても有意義な教えを頂けて、とてもありがたいことだと思っています。

無償の奉仕の気持ちが美談・美化される社会
その中で、自然と相手の気持ちを無碍にしていないか？
まだ先が長い人生、よく考えた方がいいよ

こうもお話しくださいました。

確かに、無償で何かをすること、ボランティアなどは、賞賛されます。
その賞賛や賛辞へ気持ちよくなって、自身の快楽になっているとしたら、それは美しいものではありませんね。

こうして、教えていただき
私が救われることの方が多い現実

原点として、私には思いがあり活動をしているわけですが、私が救うよりも私が救われることが多いのが現実です。
毎度毎度、お話を伺うたびに、救われてばかりです。

だから、つらいのでもなく、感謝の気持ちで続けさせていただいています。
本当に、本当に感謝ばかりです。

関わってくださった多くの方へこの場を借りまして改めて

本当にありがとうございます。
命ある限り、私は続けていきたいと思っています。
中途半端は1番失礼なので、少しでも辞めたい気持ちが出てきたら、その時には潔く
その日のうちに辞めます！

その覚悟を持ち、感謝と初心を忘れずに、日々精進していきたいと思います。

はると

最後まで読んだくださり
ありがとうございました

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拝読、ありがとうございました。