自己嫌悪
少し前の出来事。
とあるお店で
「会計はこちらであってますか?」と。
初めていくお店ではなかったのですが、どうもいつもと様子が違ってて。
カウンターの上は書類?の様なものが散乱し、とてもここがレジだ!
という状況ではなかったんですよね。
並びには、レジカウンターがあるのですが、そちらは「休止中」の札が立てられていました。
でも、そちらは片付いています。隣へ移動すればスムーズに対応できそうな印象でした。
実際、内容次第で隣へ案内されたり、作業の為に別レジへ案内されることはそう珍しくありません。
なので、「ここでいいですか?」と、確認を込めて尋ねたのですが、予想外の返事が返ってきました。
「ここですけど?wあの〜物出してくんないと〜w出来ませんけどね?」
途中途中、鼻で笑い、バカにしてるかの様にも感じ取れる対応でした。
なんか腹が立つ店員だな…。
素直にそう思いました。
障害者をバカにしてるのか?見ればわかる、当たり前のこと聞くな思考の人なのか…。いろいろな思いが巡り、悲しくもなりました。
冷静になりたかったのもあり、待ち時間(在庫確認など少し待つことになり)一旦その場を離れることに。
その際、「電話番号を…」
まぁ、よくある、あの流れです。準備ができたら連絡します。みたいな意味合いの連絡先お願いします。の流れですね。
電話番号を渡しました。…が、肝心の電話がない…。
こんな時に限って、携帯を忘れてきてしまった僕。
慌てましたが、ヘルパーの電話番号をお渡しして、ここに連絡を…ということにしたのですが、、
本人確認となる電子決済付きポイントカードや注文者確認、様々登録している自分の電話番号とは違う訳で。
あれこれと…はじまってしまったんです…。
電話番号が変わったのか?
誰の電話番号なのか?
関係性は?
事情を説明し始めたところで、こちらの話を聞かず、遮り、
「そちらの事情は関係ないんすよwこっちは連絡取れればいいんで〜ww」
相変わらず、鼻で笑う、そんな話し方でこう言われ、今までの経緯もあり…
「再度説明させていただきますね。カードなどの登録情報との違いがありますが、離れる為に今連絡つく番号が、こちらです。登録情報との違いが問題になるのであれば、○時に戻りますので、登録の連絡先を置いていきますが、どうしましょうか?
お話し聞いていただけなくて、理解されてないようですが、話聞いてますか?わからなければわかる方に伝えさせていただきます。」
少しキレ気味に、強めの口調でこう伝える結果に…。
僕1人では厳しそうだと、そこまで見守っていたヘルパーまで加わり、今考えると、客2人に店員1人が詰められている絵面です。
それだけでも、「こわい」と感じる人は感じるでしょう。
間違ったことを言っている訳ではないものの、もっと言い方なかったかなぁ…今は、そう思っています。
一歩間違えればただのクレーマー。冷静に対応しなくては、クレーマーで迷惑な客になりかねません。
事情を知って益々膨らむ罪悪感…
一旦離れ、戻ると、その店員さんは居らず、他の店員さんが対応してくれました。
時間もなかったので、最初に対応した店員さんの名前だけ控えで確認させてもらいました。
すると…戻ってから対応してくれた店員さんから
「何かありましたか?ユニフォームが違うスタッフであってますか?店長いるので呼びましょうか?」
慌て過ぎじゃない…?こんなにも心配する?いつも問題起こしてるの?
そう感じてしまうほど、心配され、とても謝られました。
そこまでひどい物言いをしてしまったみたい…。
なんか…すみません💦
車椅子で、ヘルプマークも使っている僕なので、説明すれば理解してもらえるかもしれない。
そんな気持ちで打ち明けてくれたのだと、そう判断していますが、障害者雇用のスタッフで、障害のある方だと。
本来、自分で言う以外はあまり良くないかと思います。…が今回は必要があるとの判断として受け止めています。
その瞬間、ほんとごめんなさい!
そう言うつもりじゃないの…
態度にピリついちゃって💦
もう少し、ゆっくり、丁寧に対応したかった…
大事にしたい訳じゃないの!
申し訳ないやら、反省やら…恥ずかしいやら…。
いろんな気持ちが溢れて、個々のバックグラウンドや背景に配慮出来る心の余裕をいつも持ちたい。
いつも思っているのに、余裕ない時に限って何かが起き、起きてしまったことに、やってしまった…となる僕。
体調や、スケジュール、トラブル勃発…
いろんなことから、余裕がなかった自分。
でも、それは、ただの言い訳に過ぎない。
たった一回のやり取りで相手を深く傷付けてしまったかもしれない。
ものすごく、反省したわけです。
そして、そのことが、何日経っても頭をよぎり、自己嫌悪…。
本当に、申し訳ないです。
できれば、お店に一言伝えに行きたいところですが、スケジュール的に難しそうなので、電話ででも気持ちを伝えたい。
そう思っています。
(障害どうのじゃないんだ。スキル習得して頑張って欲しい!)
自身も障害者 けれど配慮されるばかりじゃない
今回のことで、いろいろなことを考えました。
普段から、なにかとお世話になる側であることが多く、支援を受ける側でもあるけれど、時と場合によって、配慮することももちろん、必要。
自分も配慮をすることは、もちろんあります。
公共の場や、トイレの使用、避難所など…他者と一緒になる時、相手が困っていることに手が貸せるのなら貸します。
何か必要な配慮があれば、できる範囲で配慮します。
一見、受けるばかりに見える人も、受けるばかりではないのです。
今回の店員さんも、障害者として、配慮を受けることもありながら、配慮を受ける側ではない店員という立場でこの出来事に出会し、なにかしら感じたと思います。
もっと丁寧に、接したかった…
障害云々ではなく人として。
障害は関係ない
今回の出来事に、最初は腹の立つ相手だと思ったけれど、自分の振る舞いにとても反省している「今」。
誤解してほしくないのは、相手が障害者だったからではない。ということ。
障害者だから多めに見る、とか、障害者だから許す、それは一切ないのです。
きっかけは、「障害者だった」かもしれない。それはきっかけに過ぎず、相手がどんな相手であっても、寛容に接する事ができる人でありたい。
僕はそう思っていて。
どんな人であっても、それぞれに背景や抱えるものもある。
イラッとすることも、モヤッとすることも、これからたくさん出会うはず。
それに出会った時、自分がベストコンディションとも限らない。
だからこそ、一呼吸しつつ、自分に事情があるように相手にも事情がある。
自分ファーストでいては、ものごともうまくいかず、何かあるたびに損してしまう。
100%相手に合わせたり、常にyes!マンでいる必要もないのだけど、どんな相手にも歩み寄る姿勢や少しだけでも、思い遣る気持ちは、やはり持っていたい。
急いでいる時に、混んでいたレジ。
新人だった。
急いでるのに新人のせいでレジが混んでいた。
こんな言葉、よく聞くけれど
新人なのに、こんなに混んでて大変だなぁ…って考えられた方が、心は豊か。
シンプルに言えばこうかもしれない。
僕は、それを深く、じっくり考えるきっかけになって、自分に問いを与えるきっかけにもなった。
心豊かに過ごす為にも、自戒も込めて。
接客に関しては学んで欲しいと思っている
応援したい
背景は承知しても、接客で必要になるスキル、言葉遣いは学んで欲しいです。
態度や言動は確かに良くはなかったので、新たなトラブルがないように、これからの為にも学ぶことはあると思います。
基本を先輩から学んだら、スピード云々、あれこれ言われるもんはなんでもカバー出来る!
それこそ、そんなものはみんな同じとこからスタートして、身についていくので、障害者も健常者も関係なく。の話ですよね!
ほんっと、丁寧に人と接したい。
大事なことを改めて、思い出させてもらった件でした。
気を付けていきたいです。
画像の綺麗な青空のように、澄んだ心でいたいと深く思うのでした。
こんな心で人と接したい。
またまた、長くなりましたが…今回はこの辺で!
では、週末の更新でまたお会いしましょう!