【Astar】デプロイ済みのコントラクトを探す
みなさん、ブロックチェーン上にデプロイしたコントラクトってどうやって見ればいいの?と思ったことはありませんか?
Ethereum上のEtherscanは有名なのでご存知の方も多いかもしれません。
しかし、EtherscanはEthereum上のExplorerなので、AstarやPolygon、そのテストネットなどの情報が欲しいという場合は使えません。
そこで本日は、Astarやそのテストネット等で使用可能なExplorer、Subscanをご紹介したいと思います!
Subscanはページのトップにあるように、Substrateのエコロジー内に存在するチェーンを対象としたExplorerで、AstarやそのテストネットであるShibuya、PolkadotやMoonbeamといったチェーン上のトランザクション履歴、トークンの流通などを調べることができます。
(ちなみに、PolygonにはpolygonscanというExplorerが存在します。)
具体的な使い方
では、具体的な使い方を見ていきましょう。
まずは、上記のUrlにアクセスします。
以下のような画面が現れるかと思います。
この画面上の右上からまず、検索したいネットワークを選択します。
(下の画像の赤丸で囲われた部分)
今回は例として、Shibuya Networkにデプロイしたコントラクトを探しましょう。(トランザクションIDとコントラクトのIDを取得する。)
RemixでShibuyaテストネット上にデプロイした以下のコントラクトをSubscanから探してみましょう。
画面の下側に以下のような表示があると思います。
以上の表示の中にトランザクションハッシュ、デプロイされたコントラクトのアドレス、デプロイされた時間、トランザクションにかかったガスの量などの情報が詰まっています。
また、トランザクションハッシュやコントラクトアドレスをクリックするとそれぞれの詳細を見ることも可能です。
ここで、Remix上で確認できるデプロイされたコントラクトのアドレスとSubscanで確認できるコントラクトのアドレスを見比べてください。
一致していることがご確認いただけます。
これは実際にRemixからデプロイしたコントラクトがSubscanから確認されることを意味します。
まとめ
ということで今回は、Subscanでトランザクションやコントラクトを調べる方法についてみていきました。
実際にはRemixからデプロイしたコントラクトはコントラクトのアドレスを確認しないと違うブラウザで表示できないということもあり、コントラクトのアドレスを確認するときに今回ご説明したSubscanを使うというケースがあると思います。
初心者の方でも自分でコピペしたコントラクトをデプロイしてみてSubscanで確認するだけで、実際に自分が書いたコードがパブリックなブロックチェーンに刻まれていると実感することができ、とても面白いと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。