私の甲状腺内視鏡手術物語 ②検査~手術を決めるまで

甲状腺に何かがあると分かってからの私の行動です。

19年12月27日 甲状腺のクリニックを受診

超音波と血液検査を実施、結果は年明け

20年1月6日 甲状腺のクリニックにて検査結果を聞く

【検査結果】
・サイログロブリン値が基準値を超えている(上限30に対して90 ※悪性腫瘍の場合はこの数字が1000以上になるらしい)
・腫瘍のサイズは4センチ、血流がありこのままだとどんどん大きくなる
(結論)悪性の可能性を否定できないので細胞診を行うということになりました

20年1月14日 穿刺吸引細胞診

ここからは担当がクリニックの先生ではなく提携の東京女子医大の先生に代わりました。
※細胞診って何するんだろうと思って事前に調べて臨んだので怖いとは思いませんでしたし、実際も大丈夫でした。

20年1月28日 細胞診結果を聞く

【検査結果】
意義不明(つまり分からない)

【女子医の先生の見解】
・腫瘍の境界がはっきりしているので良性に感じるが、切除して病理検査に回さなければ悪性かどうかは分からない。(濾胞性腫瘍はだいたいそう)
(先生の提案)半年経過観察をして、一定の大きさになったところで手術にしてはどうか
先生はしきりに経過観察を進めました。手術をすると首に大きな傷ができてしまうことに対する私の躊躇いを恐らくくみ取ってくださったのだと思います。
「今躊躇う気持ちがあるならば先延ばしにして、首に傷ができても気にしないくらいの年齢になったら手術に踏み切ったらどうか。」とアドバイスをいただきました。

この話から私が考えたこと、感じたことです。

・例え良性であっても、サイズが大きくなる以上いずれ切除しなければいけない時期が来る
・しかも手術を決意する頃には腫瘍のサイズが大きくなり、内視鏡手術適応外の可能性が高い
・傷が大きいとその分回復にも時間がかかるだろう

(自分の中の結論)手術を先に延ばしたところで、後になって一機にしわ寄せがやってくるなら今手術しよう。

そしてこの頃、私の中で大きな変化がありました。
次年度の異動が決まったのです。「異動のタイミングは有休取得の絶好のチャンス」です。3月なら誰の迷惑にもならずに手術ができる!今しかない!と思いました。

ここから持ち前の行動力が最大限に発揮されます。

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