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「ありがとう」と「ごめんなさい」を繰り返して今になっている。
正確には「ごめんなさい」の方が圧倒的に多くて
踏みつけられる度に女や若さが犠牲になった
笑っていれば平和が多いし
泣いてしまうと悲しいことが増える気がした

嘘をつくこともまた鎧。
朝焼けの匂い 夏の夕方 雨の湿気
スタバのコーヒー 揺蕩う煙 枯れた花

言葉にすればするほど軽くなる気がした
全部飲み込んで1人で吐いた
誰かを傷つけないように生きて
誰かを傷つけてしまっている

使い古した鱗ではもう鎧にもならない
もう許して欲しくてずっと許せない
ひとつでいい、小さくていいから
許して欲しい。

君も私も何のために生き急いで
何のために死にいそいでいるのか。

小さな1Kのこの部屋に閉じこもって
外は怖くて私は何もできない
もう何も残ってないし。ここにいれば大丈夫だよ
君の部屋みたくきれいじゃないからさー。
多いんだ、ものが。物語が。思い出が。
一つも捨てられなくてごめんなさい

いつになれば大丈夫になれるんだろう

鳥は嫌い わたしを笑うから
焼き鳥は、スキ。


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