#022「ドラゴンタトゥーの女」
これはまた、色々と好き過ぎて何を言うべきか分からなくなっている映画。
noteに映画のことを書き始めて分かってきたけれど、一時的に(ここ大事!)、もの凄くお互いを必要として、心が通って信頼して、仕事を成し遂げる系(結局何系?)がもの凄く好き。
映画としては、色々なことが起こりすぎて派手なんだけれど、主人公の二人が二人で真実を追っていくパートが大好き。
と言うか、ルーニー・マーラのリスベットがとにかく好き。
問題が解決した後に一人で復讐しに行くところとか、ボーナストラック状態。なのに蛇足になっていなくて、あのラストシーン(ラストシーン至上主義疑惑)につながっていて、本当に上手いなー。と思う。
それから、ダニエル・クレイグも好きなのです。
クールでやり手でインテリなんだけど、ちょっとだけへたれな感じ(ダニエル007も好き派)。
雪深い村で、猫にご飯をあげるシーンで「caaaaa----t!!」と呼ぶところに「ねーーーこーー!!」と字幕が付くのは、日本では萌え要素が足されてしまいますよ。とか(関係無い)。
映像のトーンが一定なのがとても好き。全体のトーンを抑えて、どこかで効果的に盛り上げよう。とかいうことではなくて、リスベットの中の淡々とした風景。みたいな。
奇人変人も出てきて色々あるけれど、それが静かなシーンよりも前に出て来ないのが不思議。静かなシーンの方が、ずっと印象的に残る。
書いていたらまた観たくなってきた。