#029「ピエロがお前を嘲笑う」
劇場で見逃してしまった作品。
潜入捜査(操作)ものが大好きな私にとっては、無条件で合格。みたいな映画。
騙されるぞ騙されるぞと煽りまくっているけれど、まぁ、そこじゃない。騙されるけどさ。
最後の方で、えー、話をそっちに持っていかないでー。ノー・モア・ファイトクラブ。と思ったりしたけど、結論もとても清々しくて良かった。
色々駄目で、全然イケていないけれど、もの凄く特殊技能がある。というのに憧れる。憧れるのに、私は、あれもこれも気になって、知りたくなって、膨大な導入編からなかなか先へ進めない。導入編嗜好なだけかも知れないけれど。
何か成し遂げるとしたら、それは来世のお話。
ある特殊な一つの視点から世界を捉え直したら、全然違うものに見えるだろうな。と言うか、人って、ものすごーくぼんやり生きているなーと思った。なんとなく行動して、なんとなくしか見ていない。自分の生活圏の見えている部分しか存在していないと錯覚している。
人が見えていないものを見ていたら、コントロールすることは、簡単だろうな。
つくづく思う事だけれど、目立ったら負けよね。