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友人の実話をzineにします。イラスト募集します!

zineタイトル
A story of maria who appeared in a man’s life

これは、仕事関係で出会った友人の実話。

初恋の人との出会いから彼の人生にスイッチオンが入るというお話です。

ひょんなことから友人の初恋の話聞き、えらく感動してしまって。

これは私だけに留めておく話ではない気がする。誰かにも届けなきゃいけない気がする。そう思っていました 。

そんな時、友人から岡崎である多様な生き方を紹介するデザイン展がありアーティストを募集しているということを教えてもらい、出店させていただくことになりました。詳しくはコチラ→ https://npo.connect-spot.net/art-exhibition

クラウドファンディングも実施中!ぜひ応援よろしくお願いします✨→ https://camp-fire.jp/projects/view/223493

よし、zineにしよう。

そうやって動きはじめたばかりのストーリーです。

自分でイラストを作成し、いろんなマリア様を想像するのですが、でも、ふと、みんなのマリア様はどんなマリア様になるんだろう...!それがものすごく気になってしまって。

せっかくだから、いろんな人からイラストを募集してみよう。

そんな気持ちで今noteを書いています。

デザイン展は3月で作品の完成は2月です。イラレなども使えないのでノリで切って貼って、コピー紙印刷。そんなzineなる気がします。でもエネルギー込めて作りたいな思っています。

このお話に何かピンときたりする方がいらっしゃいましたら、イラストや絵、柄などでもOKです。インスピレーションが沸いたものをシェアいただけたら幸いです。

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募集内容:初恋の人マリア様のイラスト、zineの挿絵など
用途:個人発行のzineに掲載
提出方法:インスタかTwitterで「#ある男性の人生に現れたマリア様のお話」で投稿。もしくはDMにて募集しています。
DM先→ https://instagram.com/haru_sansanpo?igshid=1fk1uucsquchp
期限:2月10日

↓下記よりzineのストーリーの構成案です。

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1.はじめに。 
これは、ある男性が中学生の時に出会った女の子、マリア様のお話。
(イラスト:制服姿のマリア様)

2.人として受け入れてくれた。初めての感覚。人生に、僕の人生に、活力が生まれた。やってやろう。
(イラスト:手紙、吹き出しに「いいよ。」)

3.僕が小学校2年生の時、お父さんとお母さんが離婚した。僕は弟とのジャンケンに負けて、お父さんについていくことになった。
(イラスト:2人のじゃんけんの手)

4.僕はその頃の記憶があまりない。「この人が次のお母さんだよ。」うっすらとした記憶の中で、この人は誰だろうと思っていた。九九も覚えることができなかったし、先生の声も聞こえてこなかった。全部怒られているように聞こえた。精神的にダメージを受けてたんだと思う。お父さんのことが怖かったし、若いお母さんにも勉強ができず怒られた。クラスメイトからもレッテルと貼られ、その頃からいじめられるようになっていた。
(イラスト:九九の数字と、新しいいお母さんのイラスト)

5.そんな時、養護クラスに編入することになった。3年生の時、養護クラスに入って初めて友達ができた。盲目の子や車椅子の子がいた。自分は体が動くから、友達のサポートをした。僕は友達のサポートができたことが嬉しかった。この時はとても楽しかった。その時の友達は今でも友達だ。
(イラスト:車椅子)

6.小学校4年生の時、祖母の進めでスイミングスクールに行き始めた。水は怖いし、勉強もできなくて、いじめられて辞めてしまった。その頃になると、何もできなくて親にもバカにされていると感じるようになっていたし、どこにも居場所がないようだった。
(イラスト:スイミングスクールの風景)

7.中学1年生の時、いじめがエスカレートし、母からの提案で転校することになった。転向するまで、僕は自分のことを人間だと思えなくっていた。それぐらいに限界だったと思う。だけど、転校して、変化した。気軽に過ごすことができるようになっていた。転校した学校はマンモス校。1クラス42人、18クラスあって、3年生まで含めるとすごい人数だ。42(人)×18(クラス)×3
(イラスト:クラスの多さのイラスト)

8.新しい学校では友達もできた。以前と比べるととても楽に過ごせるようになった。そんな時、友達がある女の子にラブレーターを出した。その子はマリアちゃん。返事は肯定的なものだったということも聞いた。僕は、マリアちゃんのことが好きなんだということに気づいた。
(イラスト:未定△)

9.僕は、その子と2年生の時も同じクラスになった。友達には内緒だけど、僕はマリアちゃんにラブレターを書いた。返事は、「ごめんなさい」というようなものだった。
(イラスト:手紙を書くシーン)

10.僕は、納得できなかったので、もう一回ラブレターを出すことにした。返事は、肯定的なものだった。人間として受け入れてくれた。初めての感覚。何か、頑張ろう。頑張りたいけど、何から頑張ればいい?可能性として頑張ってできそうなことが何かないかな?何かしたい。今までにないエネルギーが湧いてきた。
(イラスト:ラブレター、吹き出しにいいよ。)

11.僕は水泳部の幽霊部員だったが、ラブレターの返信が嬉しくて、それをきっかけに夏休みの練習を3学期が始まるまで休まず最後までやりきった。マリアちゃんと一緒のクラスだったからいいところを見せたかった。ただそれだけでこんなにも力が出た。ついでに勉強もしてやろうと思った。毎日がとても楽しくなった。充実していたんだと思う。
(イラスト:勉強の絵)

12.勉強も頑張った。僕は理科や数学が得意だということがわかった。特に、数学は伸びていつのまにかクラスで2番になった。テストで、証明というのがあり、僕はそれが得意だった。学校の先生に「タケの証明はすごく変化球なんだけど最後まとまってるんだよな。」「そういうの俺は好きだなぁ」と言われたのが嬉しかった。僕だけの何かが認められた気がした。
(イラスト:証明のイラスト、吹き出しに俺は好きだなぁ)

13.マリアちゃんは、僕が泳いでいるのをずっと見ていてくれていたように思う。もしかしたら、僕じゃなかったかもしれないけど…。僕はヒートアップしていた。マリアちゃんにもっといいところを見せたい。「先生!練習をもっときつくしてください!」タケができるなら俺らにもできるはず。他のメンバーも加わって、みんなで朝練をすることになった。
(イラスト:コーチ、もっと練習をきつくしてください!)

14.中学3年生の時にはキャプテンになり、タイムもどんどん早くなった。水泳に明け暮れた日々だったけど達成感があった。しんどいけど、しんどくない。多分ナチュラルハイみたいな感じになっていたんだと思う。全国大会に出場し好成績を叩き出した。スカウトもきた。でも僕は悔しかった。もっとできたはず。
(イラスト:水泳に明け暮れる△)

15.僕は水泳絶頂期にスカウトを断り、公立の高校に入った。勉強がしたかったら。高校でも、水泳部に入った。その頃にはマリアちゃんに対しての意識はなくなっていたと思う。水泳研究会というのを立ち上げて、どうしたら早く泳げるのか、数学的な側面から角度や水の抵抗などを研究した。泳いでいるシーンのビデオをとり、結果が出るか出ないかを検証した。もっと知りたいことがあったので物理の先生も呼んだ。授業よりも、仲間と研究する時間が本当に楽しかった。
(イラスト:水泳研究家、仲間のシーン)

16.その後も色々あったが、今は化粧品をつくる仕事をしている。僕は研究することが好きだ。どうやったら実現できるのか。とても繊細な研究プロセスを重ねて製品を作っている。僕は、女性の美しいに貢献できることが嬉しい。女性が美しくなると、結局男性は頑張っちゃうのだと思う。女性が美しく生きられる世界が、みんな幸せになれる世界なのかもしれない。そう思いながら今日も誰かの美しいに貢献しているつもり!
(イラスト:化粧品)

17.僕は本当に運が良かった。どんなことがあっても怖くない。やってきたから。全部真剣にやってきたから。中学一年生の時に出会った彼女に本当に感謝してる。彼女がいなかったら僕はどうなっていたかわからない。僕という存在を認めてくれたことを、本当に感謝してる。
(イラスト:大人になったマリア様)

18.あとがき。
タケさんは、仕事関係で出会った友人です。ある日、ラインのプロフィールのアイコンがマリア像に変わっていたのがとっても気になってしまい、何気なく質問をしました。そこから、初恋の人との出会いとそれまでの出来事、そして彼女にとても感謝をしているという話を長文でシェアしてくれました。それに、すごく心が動かされている自分がいました。タケさんの生き方、生き様、あり方には言語化できない愛のようなものを感じたからだと思います。そして大きな勇気をもらいました。自分がはじめて人に受け入れられたということと、初恋の人が自分を見ていてくれたという実感や経験が、タケさんの原動力になったんだと感じました。同時に、もしかしたらマリア様というのは自分の心の中にもいるのかもしれないと感じたのです。きっとタケさんは自分の心の中に、自分を認めてくれて見守ってくれていると思えるマリア様のような存在がいたことで、とてもエネルギーが湧いてきたんだと思いました。もし、仮に、マリアちゃんがタケさんを見ていなかったとしても。私は、私の中に私を全力で認めていて、見守っているマリア様のような存在がいるだろうか?と気づいたのです。外側にではなく、内側に、マリア様を作ろうと思いました。誰かが見ていなくてもいいのかもしれない。見返りを求めるでもなく、自分自身を見つめて応援してくれるマリア様のような存在を。だから私はこの話にとても勇気をもらいました。自分の中にマリア様を。そんな人生を。
(写真:アイコンのマリア様)


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