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軽井沢のヴィラに泊まったら最高すぎてこんな家に住みたくなった

『この人生じゃ、大都会で小さな家に住むか、ど田舎で大きな家に住むかのどっちかだねえ。』

妻がしみじみ言った言葉にはおおむね同意です。普通の会社員では東京に大きな一戸建てを買うなんて無理に近いですよね。

まあ都会の小さな家と田舎の大きな家は両極端な話で、実際は地方都市のそこそこ大きい家みたいな選択肢もあります。自分たちはその選択肢の幅があるだけ恵まれているのかもしれません。

なんてことを夫婦で話したのは、一棟貸しの宿(いわゆるヴィラ)に泊まったのがきっかけでした。今回は、軽井沢で泊まったヴィラが最高だったので、その体験を綴りたいと思います。

旅のきっかけ

妻と結婚記念日に何かしたいねという話をしていたとき、ふと以前からヴィラに泊まってみたかったことを思い出しました。早速ネットで検索してみると、軽井沢の素敵なヴィラを発見。平日×オフシーズン×オープン直後セールという条件が重なったためか、相場より安く泊まれるということでニンマリしながら予約しました。

軽井沢まで

東京駅から新幹線に乗り1時間ほどで軽井沢駅に着きました。アクセスの良さが嬉しい。軽井沢といえば避暑地やリゾート地として有名ですよね。夏は涼しくて快適なのでしょうけど、冬なのでめちゃくちゃ寒かった。はなみず凍るかと思いました。

軽井沢を散策

ヴィラのチェックイン(15:00)までは時間があったので、駅のロッカーにスーツケースを預け、旧軽井沢銀座までのんびり歩くことに。

駅から少し歩いたところに軽井沢ニューアートミュージアムがあり、併設のカフェレストランで昼食を食べました。好きなんですよね、美術館の中にあるレストラン。なんか優雅な気分になれて。

軽井沢ニューアートミュージアム

道中のアップルパイ屋さんでデザートを食べ、旧軽井沢銀座を歩きました。子供だった20年ほど前に訪れたことがあるのですが、その頃よりも賑わいは少ない気がします。オフシーズンだからかも。

アップルパイラボのりんごカスタードパイ
旧軽井沢銀座商店街

宿泊するヴィラは旧軽井沢銀座から歩いて行ける距離なのですが、駅まで送迎に来てくれる予定だったので、バスに乗って駅へ戻りました。

ヴィラを満喫

今回宿泊したのは、旧軽井沢銀座から徒歩圏内にある「GLAMDAY STYLE HOTEL SUITE 川ノ音」。一棟貸しのいわゆるプライベートヴィラと呼ばれるタイプのホテルです。2部屋あるうちのSARASARAという部屋に泊まりました。

チェックインの際に日本茶を出してくれて、お茶好きな妻はとても喜んでいました

部屋に入ると、天井が高く開放的なリビングが目に飛び込んできます。床は無垢材で心地よい肌触り。ソファーやテーブルなどの家具は落ち着いた色でまとめられていて、よく読んでいる「Casa Brutus」という雑誌に出てきそうな雰囲気です。僕が泊まりたかった理想のヴィラそのものでテンションが一気に上がりました。

夕食までは時間があったので、とりあえず部屋の中を見て回りました。この部屋は188平米もあり、2人では持て余してしまう広さです。家族や友達などと大人数で泊まるのも良さそうですね。

ダイニング
2階から見下ろすリビング
リビングの先には薪ストーブのある部屋。さらにその先にはテラス
ウッド素材の素敵なローチェア
1階のベッドルーム
2階のベッドルーム
チェットバスのあるバスルーム。その先には外気浴スペース
サウナもあるけど、熱いのが苦手ですぐに退散しました
洗面所は3ヵ所ありました
小さな書斎。窓付きなのがいいよね
キッチン。バルミューダの家電がたくさんありました
Bang&OlufsenのBeosound A5。定価20万のスピーカーがさりげなく置いてあってビビりました
火をつけるのに苦労した薪ストーブ

存分に部屋を探検した後は、お茶やコーヒーを飲んでまったり過ごしました。時間がゆっくり流れている感覚が心地よかったです。

夕食は同じ敷地内にある別の建物でいただきました。おいしいのはもちろん、かなりボリューミーで苦しいくらいお腹いっぱい。よく僕と同じだけ食べたな、妻。

料理はひととおり写真に収めましたが、すべてネタバレするとこれから泊まる方に申し訳ないので、載せるのは少しだけにしておきます。

夕食のあと部屋に戻ると、リビングのテーブルの上に朝食の用意がされていました。翌朝、グラタンを温めたり、ホットプレートで目玉焼きを焼いたり、最後の仕上げを自分たちで楽しみながらおいしくいただきました。

しっかりチェックアウト(11:00)ギリギリまで部屋で過ごし、レセプションでまた日本茶をいただいてから駅まで車で送ってもらいました。またすぐにでも泊まりに来たいです。そんな気軽に泊まれる値段じゃないのが悲しい!

こんな家に住みたい

ヴィラで過ごしながら妻と話したのは、いつかこんな家に住みたいねという話でした。個人的にいいなと思ったポイントを挙げてみます。すべてを叶えるのは難しいけれど、いくつかは別の賃貸に引っ越すことで近い将来に実現できそうな感じがします。

シンプルに広い
泊まった部屋は188平米でした。まずなにより窮屈に感じる場面がなく気持ちよく過ごせそう。インテリア選びや配置にも自由度が高まるし、エクササイズやトレーニングするにも快適。実際に住むと掃除が大変とか悩みも出てきそうですが、広さによって得られるメリットの方が大きいと思います。

天井が高い
圧倒的な開放感。視界に天井が入らないのがこんなに快適だったとは。仕事から帰ってくるたびにしっかりリフレッシュできそう。高い位置にある窓からも光が入るので、部屋全体が自然光で明るくなるのも素敵。

窓が大きい
これもまた大きな開放感の源でした。空間が広々と感じられます。また、差し込む光にボリュームがあり、朝や夕方の傾いた自然光が照らす室内が最高にエモいです。外の景色を見て楽しめるのも良い。

テラスがある
外の空気の中で飲むコーヒーやお茶ってなんであんなに美味しいんでしょうね。友達を呼んでBBQするのも楽しそう。部屋の中だと匂いが気になるものも気にせず料理できるのが嬉しいですね。

目の前を川が流れている
幼少期に川沿いでよく遊んでいたためか、いまでも川が大好きです。僕の心の平穏は月に一度のリバーサイド散歩によって保たれています。というのは少し大げさですが、すぐそこに川がある生活に憧れます。

床暖房で末端冷え性に優しい
外はめちゃくちゃ寒いのに、部屋の中ではまったく寒さを感じませんでした。床暖房のため足元から暖かく、夫婦そろって末端冷え性の僕たちに必要なのはこれだったんだと気づきました。

小さいけど書斎がある
いま住んでる家で感じる一番のストレスプライベート空間がないこと。集中して作業したり、一人でリラックスしたり、共有スペースだとそれができないんですよね。ヴィラには小さいけど書斎があって、この空間欲しいいい!と切に思いました。

ウッドの家具がおしゃれ
インテリアのセンスがないとウッドの家具は逆にダサく見えてしまうと思うのですが、しっかりコーディネートされたウッドの家具は素敵でした。木のぬくもり最高。

さいごに

ヴィラへの滞在は一泊二日という短い時間でしたが、心身ともにリフレッシュするだけでなく、家について考える機会にもなり、記憶に残る良い経験となりました。こんな空間に住みたいと思わせてくれる場所でした。

あのとき妻がしみじみ言った『この人生じゃ、大都会で小さな家に住むか、ど田舎で大きな家に住むかのどっちかだねえ』という言葉。今後もしばらくは東京で生活していくつもりですが、いつかは地元に戻って広い家で過ごすのもいいかもと感じます。

まあでも結局はないものねだりであって、田舎の広い家に飽きた途端、せまくてもいいから都会に住みたいと思ったりする気がします。僕たちにとっては、たまに今回泊まったヴィラのような場所でリフレッシュするくらいがちょうどいいのかもしれません。

とにかく今回のヴィラは最高だったので、ぜひまた訪れたいです。ではまた。Harushikaでした。


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