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鎌倉ごはん日記 スイーツ編
今回は鎌倉のおとなり、逗子にある和菓子店のご紹介です。
お店の前を通りすぎると、行列ができていることもあれば、全くひとけがなくて「営業していないのかな?」と思うこともある不思議なお店。とっても気になるけれど、なかなかご縁がなかったのが逗子の商店街にある「菓子こよみ」です。
逗子 菓子こよみ
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つい最近、人づてに「ものすごくおいしい和菓子のお店」と聞き、ある日のお昼前ごろににうかがったみたのですが「本日は売り切れ」の張り紙。なるほど~。ひとけがないときは、売り切れだったのですね。
そして本日、たまたまお店の前を通りかかったら、並んでいるのは数人! これは超ラッキー、行くしかない!!! お客様を1組ずつ店内に入れるスタイルですが、ほんの数分で憧れ(?)の店内へ。
小さなカウンターにかわいらしい和菓子が並び、店員さんおひとりで丁寧に対応してくれました。ああ、こういう雰囲気好き。売っている和菓子への愛情が感じられる気がします。
購入したのは、おすすめアイテムとして聞いていたどら焼き、豆大福。さらにきれいな桜餅に、いちご大福! 豆大福はこしあん、つぶあんから、いちご大福は白あん、こしあんから選ぶことができます。ちなみにワタクシは豆大福はつぶあん、いちご大福はこしあんにしました。
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まずいただいたのは、いちごのかけらも見えないまっしろで、ひっそりとしたたたずまいのいちご大福。一口パクリとかむと、大粒のほどよい酸味のいちごとやさしい甘さのあんが口の中に広がって、思わずため息! ああ、絶妙のバランスです。「おいしい」としか言えないワタクシ。
少し前に鎌倉では高級なフルーツ大福のお店が2店舗もありましたが、いずれも閉店。そちらの高級フルーツ大福も、いただきもので食したことがあるのですが、あれは何だったのだろう?と思うほど、「こよみ」のいちご大福はおいしい!!!
有名店、人気店なので、食レポはグルメの方々がいろいろとなさっているので、そちらにおまかせするとして。ひとつひとつ丁寧に作られている感じ(素人なので、あくまでも感覚でしかモノを言えないのですが)、味はもちろんそしてお手頃な値段もすごくいい。ふだん使いの和菓子として最高だと感じました。
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実は、ずっとあんこが苦手でした
長年、ワタクシはあんこが食べられませんでした。「甘いもの大好きそう」な風貌なのに、甘いものはそんなに得意ではなかったのです。
たとえば中学生の頃、学校帰りに仲良しさんとたい焼き屋さんに行っても、おなかのあんこを絞り出して食べていたり。
たとえばおとなになって、仕事先で「どうぞ」と出されたお茶うけが和菓子だと、食べたフリをしてササっとかばんの中に隠したり。
老舗の甘味屋さんにうかがって撮影という仕事のとき。いかにも甘いもの好きそうなワタクシを見て、お店の方が、大盛のあんみつを出してくださり、こっそりカメラマンの方に食べていただいたなんていうこともありました。
行列に並んで買った、京都 出町ふたばの豆大福
そんな和菓子不得意のワタクシでしたが、年齢を経るにつれ、少しずつおいしいお料理屋さんにお邪魔する機会も増えました。そしてあちこちのお店で最後に出される和のデザートで、小豆や和菓子のおいしさを教えていただいたのです。
衝撃的だったのが、一時期ハマって頻繁に遊びに行っていた京都にある出町ふたばの豆大福(豆餅)です。ワタクシは行列が苦手なのですが、「せっかく京都に来たのだから」と長い列に並んで買った甲斐がありました。
まだまだ和菓子初心者のワタクシ。でも初心者ということは、それだけ知らない世界、知らないおいしさがあるということ。これからどんな和菓子に出合えるのだろう? そんな想像をするだけで、うれしくなってきます。口福って、すごい! シンプルに人を元気に明るくしてくれます。おいしいものを作ってくださる全ての人に感謝感謝でございます。