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国際恋愛して半年経ったので、色々書いてみる
外国人と付き合って半年が過ぎた。国際恋愛をするにあたって、自分自身がnoteを読み漁った経験から、自分の体験を残しておく。
ちなみに私は英語が話せない。旅行レベルなら大丈夫だが、深い話ができるほど英語が達者ではない。今の彼氏は、こちらの文化を尊重してくれる人だったから付き合えたのだと思う。私は海外の恋愛に順応できるタイプではない(たぶん)。
《彼の属性》
・南米出身
・マルチリンガル(スペイン語、フランス語、英語、日本語)
・7歳年下 ギリ20代
・シェフ
それまでの国際恋愛(といえないレベル)
私の国際恋愛経験といえば、シンガポール人と台湾人ぐらい。いずれも付き合うまでには至らなかった。自分で言うのも何だけど、私は外見のわりにモテる方だと思う。ということで、謎に外国人とのデート経験だけはある。
1人目 : シンガポール人
シンガポール人とは、母と旅行した宿泊先のシンガポールで出会った。
半年ぐらいプラトニックな遠距離恋愛をした。毎日LINEでメッセージのやり取りして、動画で話し合ったりしていた。おかげで、私の英語力は少しだけ向上。
超ピュアな8歳年下で良い関係だったのだが、課題は彼がイスラム教徒だったこと。彼から「イスラム教徒に改宗してほしい」と何度もアプローチがあり、「私はイスラム教徒に改宗できない」と断言して終了。The・宗教の壁
2人目 : 台湾人
台湾人とは、東京のホテル朝食会場で出会った。1人で朝食を食べていたら、隣に座った台湾人2人組に話しかけられて、そのうち1人が私と同じ関西在住だった。1歳年下。
意気投合して大阪でデートするも、食べ方が合わなくて、さよならした。当時は、同時にデートしていた男性が他にもいて、忙しかったのだ。食べ方ダイジ、ウン
国際恋愛の経験薄め
経験薄め、というか超薄い。
他にも外国人とBarで2時間ほど喋ったり、など外国人と接する機会はあったものの、「日本人同士の方が、何かと楽だなー」と思っていた。まさか、その後に外国人と真剣交際するとは思わず。
国際恋愛って、どうなの
付き合いはじめ 「デーティング期間なんていらない」
シンガポール人のおかげで、海外で「付き合ってください!」と告白する通過儀礼がないことは認識していた。デーティング(Dating)期間なるものがあり、お試し期間中は他の人とデートしたり、セックスしたりすることもあるという(それって付き合ってるんじゃね?と個人的には思うのだが)。
デーティング期間の長さは人によりけりで、多くの経験談を読むうちに、日本人側が「これって付き合っているの?」と不安になることも学習。
一方で、私自身は「ん、ここは日本ぞ? そして、我は日本人ぞ? どうして海外のデーティング期間文化に合わせなきゃならんのだ!」と思っていたので、もし相手が付き合いを曖昧にしようとしたら、「ここは日本じゃい!パンチ」をしようと思っていた(鼻息荒めに)。
下記は「デーティング期間もいいものだなぁ」と思えた記事。心に響いた。
デーティング期間は不要だった
私が鼻息荒めパンチをする前に、彼の方から「日本には告白文化があることは知っている。僕はきちんとする」という趣旨の発言があった。3回目のデートで、彼から告白してもらい、デーティング期間論争をすることなく本格交際することができた。さらに、彼から、
あなたは僕より年上だから、出産に対する考えを共有しておきたい
同じ文化背景を持っていないから、疑問や違和感はしっかりアウトプットしよう
と申し出があって、見事に惚れ込んでしまった。完璧な告白だった・・・。
詐欺だったら、どうしよう
彼とはアプリで出会ったので、しばらく「こんなイケメンで、マルチリンガルで賢い人なのに・・・・やっぱり詐欺か?」と警戒していた。そして、まさかの向こうも警戒していた。「ガイジンハンターかも」と警戒していたらしい。
ここで初めて、外人ハンターなる用語を知る。
外人ハンターとは、ざっくり言うと、外人と付き合うことにステータスを感じ、外人だったら誰でもいい!日本人女性を指すらしい。外国人の間では、メジャーな言葉らしく「〜〜〜の彼女は、外人ハンターだ」と言ったりするらしい。舶来モノをありがたがるのも、ほどほどにしとけよ。。。
外食しづらい
今までアジア人以外とデートをしたことがなかったので知らなかった。彼の外見が欧米系なためか、目立つ。歩いていても、食事をしていても、めっちゃ見られる。食事中は隣の席にめっちゃ聞かれる。落ち着かない。
それは向こうも認識していたようで、聞いてみると「1人で歩いている時より、デートしている時の方が見られる」らしい。外国人と日本人が歩いているって、そんなに興味深いか・・・? 田舎に行けば行くほど、ジロジロと見られる。落ち着かない。
言語の問題
付き合いはじめた当初は、彼の日本語が拙かったこともあって、誤解がいくつか生じた。その度に話し合いをしていたので、特にモヤモヤしていることはない。モヤったら、すぐ話す、これ大事。
ただ付き合いが深くなるにつれ、相手の背景に沿って自分が言語学習をする必要が出てきた。向こうの両親や兄妹と会話をすると、ほぼスペイン語なのだ。
私は、スペイン語は「アディオス!」しか知らないレベル。
日本にいて「スペイン語を勉強しよう!」となる機会がほとんど無かったから、むしろイタリア語、タイ語の方が挨拶や数字ぐらい把握しているレベル。
「でも、家族と話すには英語かスペイン語が必要です。頑張って勉強してください」と言われ、コツコツとスペイン語の勉強を始めた。
私が¿Cómo estás? Muy bien! ¿Y tú? のやり取りが出来ただけで、向こうのお母さんにわぁ!!!と喜んでもらい、「やばい、これはガッツリ勉強せなあかんやつや」と冷や汗を垂らしている。英語とスペイン語の勉強両立って出来るんか??
肉体関係
付き合う前から、私が以前にセックスレスで苦しんだ話は先方に共有していた。
どういうレベルがセックスレスで、何が許容範囲なのか、ということはお互いに事前共有した。
ただ外国人とセックスしたことがなかったので、物理的な面と動作的な面と、文化的な面で不安だった。今さら「Oh〜」と喘いだりできない。
あまり赤裸々に書くのもあれなので、これから国際恋愛するかもという人にアドバイス。「ゴムは事前に話し合ってネットで買っておくが吉。コンビニにもドラッグストアにも売ってないぞ」。以上
他にも
他にも、よく「アニメみたい」と言われることがあったが、アニメがオリジナルじゃなくて、現実が元だからね、と説明したり、興味深いことは尽きない。
私が気をつけていることは「察してほしいと思わない。違和感は、すぐに言葉にする」ことぐらい。
「国際恋愛といっても、向こうが日本語が話せるから大丈夫〜」と思っていたら、大間違い。国、文化だけでなく相手を理解しようとするということは、そういうことなんだろうな。ということで、これから言語学習をがんばります。