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続 今のアイスリボンに思うこと
今またアイスファンは動揺している。
最近のアイスは、勝選手加入、叶ミク選手定期参戦、みなひか選手復帰示唆といった明るい話題で上昇気流に乗っていた。しかし安泰だと思うと事件が起こるアイスリボン。後楽園ホールで王者になった真白選手がマイクを取り、滔々と放った言葉に会場が凍りついた。
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「いま現在、株式会社アイスリボンの五嶋社長と連絡が取れないなか、私は今日を迎えることがすごく不安でした」
マネジメントをしている株式会社アイスリボンの社長の五嶋社長と連絡が取れず、給料が未払いの状態であると暴露。まさかそんなこと。ネオプラス(運営会社)の佐藤社長は「五嶋社長は心臓手術で緊急入院をしたため業務が滞っている状況」と説明。理由をこねて結論を先延ばしにするのは逃げの常套手段。事態が好転する可能性は限りなく低い。
そして、多くの選手たちの退団が発表された。
悲しい。観客を楽しませるために身体を張って闘い、売店で笑顔を見せてくれている選手たちの苦悩を思うと目眩がする。誰のせいなのか。
今回のことで思うのは佐藤社長の人の良さだ。選手の待遇向上と業務の効率化が期待できるという五嶋社長の囁きに、諸手を挙げて受け入れてしまった。もっと慎重であればと悔やまれる。
佐藤社長の深すぎる懐で取り入れてきた案件は他にも結構ある。hotシュシュ設立、Tiget導入、Matiwabi推進、au連携、希望のリング計画、アイドルとコラボ等々。ファンが楽しめる、利便性が向上する案件を親身になって推していた。いずれもファンファーストであり、少なくとも自分はそれらを歓迎したし、楽しんできた。一方で資金をまとめたいときはクラウドファンディングを活用して適度な棲み分けがあった。
佐藤社長の本当の表情は知らない。でもここ数年深めにアイスリボンを観てきた者として、あんなに前面で声を上げて、売店をフォローして、ファンと交流して、汗をかいていた社長の姿を見て悪く言う人はいないと思う。今回の騒動で「やっぱり佐藤社長に問題がある」「悪人」とか言われていることも悔しい。
団体のマネジメントを譲渡して、給料未払いにつながる展開の要因を作ったことは余りにも大きな過失。ただ、選手のために取り入れた決断が結果的に仇になった。当然責任は佐藤社長と幹部にある。でも糾弾するべき相手は違う。
自分がアイスリボンに惹かれるのは、天色のアイコンの元に流れるアイスリボン全体の雰囲気が優しいから。それは佐藤社長やスタッフたちの人柄によるもの。その根幹が変わらなければ今後もアイスは大丈夫だし応援したい。
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退団後、誰かのようにアイス時代の悪口を語る選手はいないと信じている(団体を応援しているファンが半端なく傷つくので)
喧嘩別れしたわけではないから、選手同士がどこかのリングで出会ったときに弾ける笑顔の交錯が今後の楽しみ。