青空散文日記

東京から東北方面へ越して、3年が過ぎようとしている。冬はずっと雪が降っていたけど、最近は天気予報が雪だるまから雨に変わった。雨は春の訪れなんだと知った。

今日は風が強く、でも東北では春一番とは言わないっていうのもこっちへ来て知った。

私は知らない事ばかりで、よく驚くから周りの人が様々なことを教えてくれる。お隣の奥さんは建物などを設計できる人で、家の建て方も教えてくれた。本物の大工さんは階段を作ることができるけど、最近の大工さんは階段を作る事ができないのだと話していた。
階段の作り方を話してくれたけど、…よくわからなかった。

とにかく、こっちは空が怖いくらいに広い。高い場所へ行かなくても、見上げなくても、空はどこへ行っても必ずある。

今、見える山並みは、あれはこの間名前を覚えた。斑雪だ。川の雪解け水は、歳時記を買って調べた。雪しろ。
どちらも三月の季語で、これからも私の風景の一部になる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?