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VRアイドルに出会ったきっかけとライブレポ:enogu Re:1st one-man Live -THE FIRST

2024年に行ったライブまとめを書き上げる前に2025年の初現場が来てしまいました。はるぽんと申します。

1月4日に開催された、VRアイドルであるえのぐのワンマンライブである「enogu Re:1st one-man Live -THE FIRST」の第一公演に参加してきました。

えのぐの単独現場ははじめてなので、出会った経緯も含め感想を書き散らそうと思います。自分語りを多分に含むと思います。


えのぐを知った経緯

僕が初めて「えのぐ」という名前を知ったきっかけは友人に布教されたことです。

当時僕は電音部と壱百満天原サロメさんをきっかけに、にじさんじからVTuberにハマり始めていたバチャ豚1年生でした。ラブライブも好きだったこともあり、バーチャルアイドルやVSingerという存在にも興味が出始めていました。
そんな折に好きなバーチャル楽曲を布教しあう謎の集会にお呼ばれして、そこでえのぐを布教されました。

TIF2024

えのぐのパフォーマンスをはじめて見たのは昨年のTIF1日目。
ラブライブ!からAqoursとLiella!が参戦するということで、それの応援がてらほかのアイドルも見てみようくらいの気持ちで参加していました。とりあえず名前の知ってるアイドルを見に行こうと思っていたら、タイムテーブルに「えのぐ」の名前を見つけ、時間的にもちょうどよかったので見に行ってみることにしました。

直前にモヤモヤすることがあったのと、曲の途中から入ったこともあり始めはかなりテンション低かったと思います。(ごめんなさい)

ただ、始まってみるとその勢いや熱量に圧倒されました。
1曲目でオタクがめっちゃコールしててすごいなぁとか思っていたら、ザ・夏フェスみたいな曲が始まって、さっきまでのうっ憤なんて消えてなくなっちゃいました。
初見だし後ろの方で大人しくしてようと思っていましたが、ひたすらジャンプする曲(多分とぶらぶ)とかタオル曲(多分常夏)とかが始まって、体を動かさざるを得ませんでした。

これって多分曲が強いからだけではなかったと思います。
この日見たアイドルの中には、アイドルオタクの先輩にオススメされたアイドルや名前を知っているアイドルはたくさんいたし、予習段階で気に入ってた曲もたくさんありました。でも、終わってから一週間後、印象に残っていたのはえのぐの他にはあと1グループだけでした。
じゃあなんで印象に残ったのかといえば、偏に楽しかったからなんだと思います。観客のあおり方やパフォーマンスといった技術面はもちろん、ぶつけてくる熱量みたいなものが大きかったことが、自分も一緒になって楽しめた大きな要因だと感じています。

後ろの方にいた初めましての人も、どんどん腕上げてくれて、ジャンプとかケチャとかタオル回してくれて、楽しいが伝染していってるのを見れて、とても良かった。本当に、めちゃくちゃ楽しかった

イベントからTwitterフォローしたんですけど、これでちょっと怖かったです。いや、僕のことかどうかはわかんないんですけど。

私信の話をしたいわけではないです。いやちょっとしたかったかも
これって如何に観客を見ていて、如何にライブに気合込めてるかのあらわれなんじゃないかなって思います。ほかのお二方もそうなんですけど、ライブ後のツイートの具体性がすごいんですよね。
長けりゃいいってわけではなく、冗長でないかつ具体性に富んでいるんです。自分が論文とかで文章を書くからより感じるんですが、そういった文章が自然と書けるのって、それだけ熱量があるからなんだと思います。自分が適当に実験した部分ってなにも考察かけないので・・・

とにかく、僕はこのライブでえのぐというアイドルに魅了されたと言って間違いないかと思います。


懺悔

えのぐの単独ライブに行きたい!と思ってた矢先にあったのが今回のライブのクラファンです。
熱量のままに55,000円のグッズと全通チケットのプランで支援しました。

にもかかわらずチケットの引き換えを忘れました(泣)
学生なのでさすがにもう1回全通チケット買うのはキツいと思って泣く泣く1公演目だけの参加となりました。
今後は定期的にメール確認します。

EDロールに名前はちゃんとありました。グッズはまだだよね…? 3月だよね…?


ライブの感想

単独ということもあってめっちゃ予習していきました。
でもやってた曲1/3くらい知らなかったんですよね。多分プレイリストに入れるときにちょうど取りこぼしたのかなって思います。

でも、知らない曲も楽しかった!

一緒に行った有識者によると、初期の曲が多かったんだそうです。
振り返り配信もやってらっしゃったんですが、やはりセトリにも、ライブそのものにも相当な熱量が注ぎ込まれているなと感じました。

ライブってオタクが騒ぐためだけの空間でもなければコンサートや発表会でもなくて、ステージの上と下とで熱量をぶつけ合う場所だと個人的にも思っています。
2024年はそうじゃない現場で不完全燃焼感や嫌な思いをすることが多かったり、逆に荒れちゃったりしていたので、自分が見たかったライブが見れて本当にうれしかったです。

各公演で曲目が全然違うのもすごくうれしいポイントでした。
それってその1公演に全力を尽くしますよっていうサインでもあるわけじゃないですか。エンターテイナーとしての矜持のあらわれだと思います。

さて、ここから個人的な文脈の部分です。
にわかもいいところな私は、えのぐの歩んできた道もメンバー各々のパーソナリティも何ひとつ知りませんでした。
そんな私が予習をしているときに一番好きだなと思った曲は「星は三度瞬く」でした。
ライブの時のMCで初めて知ったんですけど、この曲って3人体制になって改めてのスタートの曲なんですね。それだけ大切な曲だと知らなくても好きな曲だったので、この曲がもっと大切に感じるようになりました。

これ書いてるときに気づいたんですけど、僕が初めてTIFで聞いた曲も三度だったんですね。ライブの時のコールに聞き覚えあったからそうなのかなとは思ってたんですけど。
こういう自分だけにしかない文脈が生えるのって、なんというか嬉しいし楽しくていいなと思います。

自分にしかない文脈でいうともう一つ、えのぐのみなさんって全員01-02世代ですよね。僕もこの世代、要するに同い年です。
この年になると、周りの人間がどんどん進んでくんですよ。なんかもう入籍した高校同期もいるし。身バレしかねないので詳細は伏せますが、僕にも夢があって、その過程としてまだ大学院で学生を続けています。もっと上の方からしたら何を言ってるんだって感じだと思うんですが、23歳って数字がすごく重たく感じていました。社会に出て立派に働いている同級生を見ると負い目を感じることも多々あります。

でも、自分と同い年のお三方が夢を追い求めて、向かい風はねのけながら会社まで作って、あんだけ熱量もったライブをしているんですよ。自分だってがんばろうって思わないわけないじゃないですか。
上でも下でもそうなんですが、同い年って特に勇気もらえるんですね。

少し違う話になりましたが、本当にいいライブだったし、えのぐ本当に魅力的なアイドルだって言いたかったんです。
次は全通します。


僕がえのぐにハマったのって本当に偶然の連続だったんですが、その偶然ってえのぐが積み上げてきたものや大切にしてきたものの賜物だと思います。
本当に最高のライブでした。えのぐに出会えてよかったと心の底から思います。布教してくれた人にも時の運にも感謝でいっぱいです。

2025年、えのぐみ1年生になりました。先輩方、よろしくお願いいたします。


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