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Ep.2 きっかけ

頭のかたちを気にしたきっかけは、
3ヶ月検診。

「少し頭の形がいびつだけど、
これ以上悪化しなければ自然に治ると思うよ。
向き癖とかを時々気にしてあげてね。
一応、こんなアプリがあるから試してみて。」

後で専門医の先生に聞いた話だが、
小児科の先生が診られるのは15-18歳の子まで。
頭の変形による症状が出てくるのはもっと大人になってから。
だから小児科医は自分の経験上、
感覚的には大丈夫と助言しやすいそうだ。
とても腑に落ちる話だった。

確かに2ヶ月過ぎた頃から、
ちょっとだけ右後頭部が平らだなー
とは思っていた。

紹介されたアプリは「頭のかたち測定」

頭のてっぺんからの写真を元に、
変形度を測定してくれる無料のアプリ。

鼻と両耳が写るように写真を撮るのが少し難しいが、
操作自体は簡単だった。
結果は写す角度でかなり変わるが
測定結果はゆがみ度が【重度】。
これが実際の写真↓↓↓

かかりつけの先生は治る言っていたけれど…

色々調べると、赤ちゃんの頭のゆがみの中には
手術が必要な病気「頭蓋骨早期癒合症」
の場合があるらしい。
その鑑別には専門医による診断が必要。
数千人に1人とかそんな確率なので、
まさかハル君が、とは思うが…

不安なのでアプリ内から相談室に相談してみた。

翌日、登録した電話番号に連絡があった。
女性の相談員の方に現状を相談すると、
「専門医に診てもらった方が良いのでは?」
とのこと。

ただの変形なら積極的に治療しようとは思わないが、
早期癒合症でないことが分かるだけでも
診察の意味はある。

また、ちょうどこの10月から埼玉県内で初の
頭のかたち外来が開設されることを教えてもらった。
コロナ禍であり、
都内にまで出ることを敬遠していた私達にとって、
車で行けるしタイミングも良かった!

病院はJR大宮駅から車で15分ほどの
自治医科大学附属さいたま医療センター。

2021年10月から「乳児・頭のかたち外来」
が新しく開設されたそうだ。

受診には紹介状が必要で、
かかりつけの小児科に連絡し
すぐに書いてもらった。
初診の予約も電話ですぐにできた。

診察までにできるだけ調べておこう。

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