女性リーダーは男性と同じリードを目指すべきなのか ②
女性リーダーは男性と同じリードを目指すべきなのか
https://note.com/haruoumi_tango/n/n58a5e2b11bf0
(続きです)
リードをしてみたい、と思って習い始めた女性の方々の中にも、同じようなところで躓きを感じることがあるかもしれません。
そこで今回のテーマ「女性リーダーは男性と同じリードを目指すべきなのか」という事について考えてみたいと思うのですが、
🌟私自身は、目指せる方は目指してもいいと思うのですが、必ずしも男性と同じリードを目指さなくてもいいのかな、と思います。
男性・女性と分けてしまうと、女性ならではの欠点が目につきますが、男性でも体重が軽く、安定感が高くない方もいらっしゃいます。そうした方が「あの方はこういうリードなのね」と許容され、女性の場合は「女性は男性と同じリードができないから」と言われるのだとしたら、それはタンゴの可能性を狭めていると思うのです。
フォロワーさんによっても、好きなリードは異なります。
オープンで踊るのが好きな方も、クローズで踊るのが好きな方もいらっしゃいます。(特にペアダンスに慣れていないうちはクローズで踊ることに抵抗を感じる方も多いものです)ゆったりした曲で踊るのが好きな方も、うきうきするような曲で踊るのが好きな方もいらっしゃいます。
♦理想に限りなく近いリード・フォローというものはあると思います。
けれどもし全員がそこを目指すのであれば、そのうち、完璧に踊れるロボット🤖がいればいいという事になってしまうかもしれません。けれどそんなことをして楽しいでしょうか。
また、いくらおいしくても毎日ショートケーキを食べ続けていたら、たまにはチョコレートケーキやモンブランが食べたくなったりするのではないでしょうか。
🌟男性と同じリードをするというハードルの高い目標を目指して挫折するなら、自分にできるリードはどのようなものなのか考えるところから始めてもいいのかもしれません。
人間は背の高さも体型も違えば、好みのリード・フォローも違います。
パズルのピースは、すべて形が異なっていますが、だからこそ隙間なく組み合わさっています。
タンゴ人口はどうしてもフォロワーの方が多いです。
せっかくミロンガに行っても踊れないとつまらないと思う人(私もですが)もいます。
男性リーダーが少ない時に、お友達や、女性リーダーと踊っても良いわよ、と言って下さるフォロワーさんと踊れたら、という所が私の場合の当面の目標で、
そういう風に小さな隙間を埋めるくらいの気持ちで、女性リーダーも少しずつ受け入れてもらえるようになればと思っています
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