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「キャッツ」のぬいぐるみを作ると決めた
劇団四季の「キャッツ」が好きだ。
初めてみたのは数年前。
この間、広島で2度目の観劇をした。
物語のシンプルさがいい。
単純だというわけではなく、テーマがはっきりとしているのだ。
ストーリーがテーマに沿って簡潔に作られていて、その分ミュージカルの味付けを存分に楽しめる。
出てくるキャラクターである、猫たちも魅力的だ。
わたしの推しはシラバブという猫で、彼女の純粋さがストーリーをひとつ進める、とある瞬間がとても好きだ。
今回の観劇で、マンカストラップにミストフェリーズ、スキンブルシャンクスも好きになってしまった。
3匹とも、誇り高くもどこか健気で、愛おしい。
わたしが普段なら好きにならないキャラクター像の、ラム・タム・タガーも、演技が魅力的すぎてつい何度も思い返してしまう。
キャッツのグッズに猫たちのぬいぐるみがある。
広島には、ミストフェリーズ、スキンブルシャンクス、ラム・タム・タガー、グリドルボーンのマスコットと、シラバブのふんばるず(姿勢矯正を補助するぬいぐるみ)があった。
わたしの推しだらけだ。
わたしは特にシラバブが欲しかった。
でもシラバブは他のマスコットに比べて少し高いのだ。
今回、あまりお小遣いに余裕がなかったため、コラボグッズだったロルバーンだけ買って帰ることにした。
でも欲しかったな、シラバブ。それにミストフェリーズも可愛かった……。
また観劇する機会が巡ってきた時に、縁があれば買えるかな。その時のためにも、お小遣いは大事にしよう……。
でもやっぱり、推しの猫のぬいぐるみを愛でたい。可愛がりたい。
そこで思いついた。
自分で作ろうかな。
最近、推し活ができていないのを残念に思っていた。好きな公演の推し猫のぬいぐるみを作るのは、十分推し活と言えるだろう。
もちろんオタクとしては、公式にお金を落とすことも大事な推し活のひとつなのだが、現実的に今はできない。
また公演に行けるように、その時にぬいぐるみを買えるように、お金を貯めておくことにする。
自分でぬいぐるみを作るメリットは、自分なりの推しの魅力を詰め込めるところ。そして、公式から出ていない猫も作れることだ。
今回、マンカストラップは公式のぬいぐるみにいなかったが、自分でなら作ることができる。
なんなら全部の猫を揃えることも可能だ。
初見の公演時にパンフレットを購入しているので、資料だってばっちりだ。
そう思うとわくわくしてくる。
小学生の時から手芸は大好きだもの。
ファーのついた生地にしようか?羊毛フェルトを使うのもいいかもしれない。
大きさはどうしよう?たくさん作るなら小さいほうがいいかな。
でも推しのぬいぐるみって大きければ大きいほど嬉しいんだよな……。
金欠に変わりはないので、使える材料は限られてくるけど、一度材料を買えば他の機会に使うこともできる。
まずは布を調べて、値段を見てから大きさを決めよう。
デザインを考えて、材料を揃えて、丁寧に楽しく制作しよう。
完成したらSNSにも投稿したいな。
なんなら作ってる過程をnoteに投稿してもいいかも。
まだどうするかは決めてないけど……。
とにかく当面の推し活のめあてができて嬉しい。
下調べからゆっくり始めていこう。