12 Songs Gift の話。 (和泉一織編)
IDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale(追加でŹOOĻ)全てで展開された各キャラのソロ曲、何回聴いても好き~~~!!!!!!!ってなるので、今回はそれらについて語るnote第1回です。最初からフルスロットルですが、ネタバレはなるべく控えるように努力します。
(注意!公式ではない話と妄想を多分に含みます。)
ONE dream (和泉一織ソロ曲)
退屈な音が鳴り響いてた 昨日までのモノクロな世界
一織のキャラデザもアイナナの派手なカラーリングの中ではかなり暗め。メンバーカラーは青だけど見た目は青っていうよりも黒。
そんな一織の見ていた世界はモノクロで、それは見ている世界に希望だったり夢だったりが存在しなかったということの暗喩なのかなと。
ひたむきに生きる仲間(あなた)と出会い カラフルへと加速した
仲間と書いてあなたと歌う、この部分。
仲間、というのは間違いなくアイドリッシュセブンのメンバーのこと、だけどあなた、という言い方で一人に限定するならそれは"七瀬陸"のことなんだろうと。それは二番の歌詞でも分かるけれど、自分がスーパースターにすると誓った、それだけの才能を見出した相手。そんな七瀬陸と出会って、モノクロだったはずの世界さえもカラフルに見えるようになった。七瀬陸をスーパースターにするという夢、目標ができた。好きです。
それぞれの色が光り放ち 七色の景色輝いてる ここにしかないメロディー 奏でながら 紡ぎながら 歩き出そう
アイドリッシュセブンそれぞれのカラー、舞台に立って輝くアイドル。初めてのアイドリッシュセブンのライブから始まった伝説、ここが彼らの第一歩だった。
ここから目指す場所へ まだ遠い場所へ どんな時も仲間(あなた)と共に在る 重なる声よ ひとつの未来で Ah 響き渡れ このハーモニー
来ました2回目、仲間と書いてあなたと歌う。
アイドリッシュセブンが始動してから始まった物語。ネタバレになるので伏せますが、四部の通称プロポーズのシーン、七瀬陸の返答に通ずるもののある歌詞ですね。アイドリッシュセブン7人の声が、重なってアイドリッシュセブンとしての未来を掴む。
自分だけにしか出来ないコトを 不器用でも探し続ける そんな真っ直ぐな瞳にいつか 煌めく世界 映したい
これ個人的には一織と陸のユニット曲、Fly away!とも関係してると思うんですね。
証明しよう! オレにしか出来ない何かがあると
遠慮なんて要りませんよ? さあどうぞ!見せてくれますか?
Fly away!の掛け合いではこう出てくる歌詞。
自分にしか出来ない何かを探す七瀬陸、そんな七瀬陸に煌めく世界を見せてあげたい一織。七瀬陸が不器用だというのもストーリーで度々出てきますが、彼はいつだって真っ直ぐだった。そんな彼を、頂点へと連れていくべく、スーパースターにすると誓った一織。
眩しい夢まで導いてく 私が叶えてあげたいんだ 際限のない可能性を信じられる この強さは無敵だって
一織の願いはアイドリッシュセブンをトップアイドルに、七瀬陸をスーパースターにすること。私が叶えてあげたいんだ、という率直なところからそれが一織の願い事であるということがよくわかると同時に、一織の願い事は他の人の願い事を叶えること、つまり自分自身の願い事というのはない、ともいえる。モノクロな世界がカラフルに変わっても、自分の本当の願い事には出会えていない、ということかなとわたしは思います。
そして一織が、アイドリッシュセブンのセンターは七瀬陸でないとダメなのだというように、七瀬陸の強さを誰よりも信じている歌詞。ここも四部プロポーズ参照です。
最高のその先へ突き進みましょう 向かい風も追い風へと変えて ひとつ またひとつ 広がる世界をAh 見せてあげる どこまででも…
アイドリッシュセブンが有名になるにつれて、広がる世界≒出演する媒体の増加、ライブの規模の拡大など。際限なく、広がり続ける様子をどこまででも見られるようなトップアイドルにしたい、アイドリッシュセブンにはそうなれる素質がある、そう思っている一織。例え壁に当たることがあっても、それをまた力へと変えて前に進む。そんな、一織が理想とするアイドリッシュセブンのカタチ。
最高のその先はどんな景色だろう 胸の中で熱く鳴った想い この歌声よ 自由に羽ばたけ Ah 響かせたい ずっとずっと… どこまでも…
この歌声の"この"が指すのは、一織本人のというよりはアイドリッシュセブンの歌声、センターの七瀬陸の歌声だとわたしは思います。アイドリッシュセブンとしての声、歌が羽ばたき、沢山の人に聴いてもらえるようになる。そんな願いを込められた歌詞だと思います。
好きなとこだけ切り抜いて語るつもりが、全部の歌詞を結局引用してしまった……。実は最後のパート、七瀬陸のソロである『SEPTET for…』と繋がる部分があるのですが、それはまた、七瀬陸ソロの話を書く時にでも。