「愛は勝つけん バリカタとんこつ」の謎を解きたい
NHK福岡にて、KANさんの特集番組「もうひとつの“愛は勝つ”」が12月13日に福岡のみで放送、NHKプラスでの配信が同日開始されていました。
そしてその配信期間も終了してしまいました……。
高校の同級生の皆さん、幼馴染の松本さん、ケイタクさん、そしてお兄様の索さん。身近な人たちが、ファンの私たちからは見えない角度からのKANちゃんの、いえ、木村和さんの話をしてくださっていた内容でした。人々が思い出話をしている時、字幕が「かんちゃん」と平仮名であったことがその証左であったと思うのです。
この27分間の番組でわかったのは、私たちが見てきた音楽家である「KAN」さんのイメージと、実在の木村和さんの姿はかけ離れるどころか、まったくと言っていいほど差がなかったということでした。
例えば、高校の同級生の方々の会話ひとつをとっても。
(声だけでは誰が誰だかわからないのでAさんBさんとしました)
高校時代から50年近く経っていても水泳部に入った理由が誰にもわからない。しかも「フランス人になる」と、この頃からフランスへの思いがあったのか、かんさんは。
幼馴染の松本さんによる思い出話もしみました。笑顔だけど、寂しさも感じていることが画面越しにも伝わってきましたね。
そんな松本さんは、子どもの頃に2人で通った教会の話をしていました。ミサに出て子どものコーラスとして歌っていたそうなんですが、
かんさんは例えば「もうすぐ来年のクリスマスですね」というように、季節という概念をナチュラルにぶち破っているわけですが、この頃から季節構わずこんなことを言ってたのか。
再び高校時代の同級生の方の証言。
この頃から(略)
このエピソードについて本人が綴っているのがこちらのコラム。
KAN オフィシャルウェブサイト 【金曜コラム #101】 -www.kimuraKAN.com
かんさんの根回しと策略により、水泳部の部長に就任して(させられて)しまった大木さんの話は金曜コラムに書いてあったので知っていたエピソードではあっても、こうやって周囲にいた人たちの口から語られていることがとても良かった。はい、本当に良かったです。
この貴重な番組の中で最も謎なのが、お兄様の木村索さんが予告で話していたこのセリフ。0:16あたりから。予告にあった映像ですが、本編ではこのシーンが存在しなかったのです。
丁寧に話す落ち着いた紳士の態度なのに、まずモヒカン姿が目に入って話が頭に入ってこない。そして
ーーってなんすか?????
かんちゃんがそう言ってたって話なのだろうか。想像が膨らみ気になって夜も眠れない、昼も食べてない(嘘)。この謎を解きたくて仕方がないのは本当。
このくだりも含めて、ぜひともNHKには全国放送をお願いしたい。っていうかしておいた。本当に頼みますよ、金ならある(受信料払ってます)。