『デジタル激弱な作家ですが、Kindle出版できるでしょうか?』 ~4、表紙編
こんにちは、野村美月です。
前回、無事にKindleのアプリにデータを表示することができました。
次は表紙にチャレンジです。
ここまでたくさん参考にさせていただいた、わかつきひかるさんがKindleで販売されているご本の表紙が、どれもセンスがあって素敵なのです。
うわ~、綺麗だなぁ、きらきらしてるなぁと見惚れておりました。
わかつきさんは無料アプリととフリー素材を使って、ご自分で表紙を作成されているそうです。
わたしもこんな綺麗な表紙をつけたい! と夢がふくらんだのでした。
さっそく作成用の無料ソフトCanva(キャンバ)を開いて、あれこれ入力してゆきます。
あんな表紙にしたいな~、こんな表紙がいいな~と、ここでも夢はふくらんでいったのですが、現実は残酷でした。
とっても簡単と言われているCanvaですが、デジタル音痴の私には戸惑うことだらけで、まったく進みません。テキストを上手に移動させられなくてイライラしたり、しょっちゅうフリーズして落ちるのに絶望したり。
Canvaさん、作業中に落ちまくりなのですけれど、私のpcに問題があるのでしょうか? それともなにか間違った操作をしているのでしょうか?
すべてが謎のまま、どうか落ちませんように、と祈るように作業を続けます。
さらに、表紙に使用するフリー素材も膨大すぎて、ぴったりのものを見つけ出すのにも一苦労です。
美しい表紙を作られているみなさんは、あんなばっちりの素材をどうやって見つけてくるのでしょう?
素材の選択を困難にしている理由のひとつに、AIの存在がありました。
AIのイラスト、素敵ですよね。
華やかですよね。
これを使えば私の表紙もいい感じに仕上がりそう〜、と惹かれるイラストがいっぱいあります。
けど、AIは生成過程にまだまだ問題を抱えていて、AIを禁止している販売サイトも多く。この先AmazonでAIが違反になったとき、私にはとても対処できないと考えたのです。
なのでAIで作成したイラストを避けて、なおかつ私のポンコツなスキルで精一杯頑張って完成した一番最初の表紙が、こちらです。
なんというか……その……。いかにも手作りの自主出版です、というような様相です。
今どきは小学生だって、もっとマシな表紙を作れるのでは。
でも、ほのぼのした雰囲気が作品にあってる──はず……です。
いずれ私のスキルが上がったら、もっと素敵な表紙に差し替えるかもしれませんが、とりあえずはこんな感じの表紙でいってみたいと思います! ジュブナイル小説の華であるキャラ絵はありませんが、本文から自由に想像していただけたら嬉しいです。