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夫が隠していたものの話
夫が、妻に内緒で鳥を飼っていました。
正確には、飼っていたのではなく隠していたのですが・・・
以前にも書きましたが、夫は「こだわり」があるのでかわいいものを捨てることに抵抗があります。
夫に飼われていた鳥は「トゥイーティー」という名前の黄色い鳥です。
紙箱タイプのティッシュだと、畳んでプラ部分を捨てるのが手間なので、プラゴミだけで済むタイプのティッシュを愛用していました。それが、まさか夫に飼われていたとは・・・
発見したのは掃除中でした。本の埃よけにかけていた布をめくったところ
ごたいめーーーん!
ひそかに置かれていました。ただのプラゴミ。あっ、、、夫にとっては「かわいい…捨てるなんてかわいそう…だから大事に取って置こう…ここに置けば妻には見つからないはず…」であっただろうtweetyという黄色い鳥。
そして、帰宅した夫に早速・・・
妻「私に内緒で飼っているものない?」
夫「えっ?」
妻「よーく考えてみて」
夫「…ないけど」
妻「じゃ、こっち来て」
ごたいめーーーん!
妻「これ何?」
夫「あっ!ごめん!」
妻「捨てられなかったの?」
夫「だって…わかるでしょ?俺…」
妻「かわいいから捨てられなかったんでしょ?でも、この鳥は生きてるわけじゃないの!ティッシュを売るために使われた、ただのキャラクターですっ!立派に役目を果たしたので、かわいそうでも何でもありません!」
夫「そうか、そう考えればいいんだ…」
これ以降、鳥は飼って(隠して)いません。迷いなく、プラゴミとなっています。変な「こだわり」には、現実を突きつけることも時には効果的だということを学んだ妻でした。
やれやれ・・・