気づきがあった朝
今日は朝から雨。
いつも4時に目を覚まし顔を洗いすぐに作業部屋に行きnoteを書いたりブログ作業に入るが、今日は走りに行くことに。
ランニングは週に4〜5回のペースで雨の日は休みにしているが、妻が珍しく起きていてウォーキングにいきたいというので付き合う形で早朝から行くことになった。
以前は4時台や5時台に走っていたが、最近はブログ作業が一段落ついてからランニングというリズムになっていた。
懐かしい早朝の空気。
雨は降っていても空気の新鮮さが違うのは同じ。雨空だがこの時期は4時台でも明るい。まだ周りは寝静まっているし車の通りもまだ少ない。たまに散歩する人やランナーがいるがそれでもいつも走る時間帯よりは全然少ない。
いつものランニング時にはイヤホンをして音楽を聴きながらランニングアプリで1km起きにペースと距離と時間が音声ガイドされるような環境で走っている。大好きな音楽を聴きながら1kmごとに教えてくれるので、ランニングのペースやその日のコンディションが分かるので僕にとってはずーっとこのスタイル。ただ今日は雨というのもあってイヤホンは防水なのだがつけないで走ろうと思った。もしかしたらイヤホンを付けずに走るのは初めてかもしれない。
音楽も聴けないしペースも分からない中でのランニングは最初は不安があったが、すぐに新鮮な気持ちになった。雨音が聞こえる中でのランニング。帽子のツバにあたるパチパチという音、アスファルトや建物にあたるポツッポツッという音が心地いい。雨なのに小鳥のさえずりもどこからか聞こえてくる。
イヤホンがないことで五感が刺激されたのか、空気の匂いにも敏感になった。草木と土の香り、何の花か分からないがそれらしき香り、トラックが通った時の排気ガスの匂いなど、いつもそこまで感じないものまでしっかりと感じる。
たまにはこういうのもいい。
イヤホンなしで走るのは全く考えていなかったけれど、イヤホンを外すだけでこんなにいつも感じないものがあることにも気づけた。ちょっと世界が開けた感じというか新しいランニングの景色。確かにスマホ1つで音楽も聴けランニング内容も分かり便利で手放せないものになっているが、その分塞いでしまうものもある。
たまには五感を使って走るのもいい。
そんな気づきがあった朝だった。