2025年以降のアートトイ市場を考察してみた
こんにちは、芸術オタクライターのこすずです。今日は「アートトイ市場の今後」をテーマに語ってみようと思います。
2024年現在でも中国を筆頭にアジアで市場を拡大しているアートトイ(トイアート、デザイナーズトイとも呼ばれています)。希少価値の高いデザインやアーティストとのコラボによって、アートファンやコレクターたちから人気を集めています。2025年以降も、このアートトイ市場はさらに進化すると予想されています。この記事では、アートトイ市場の成長を支える3つの要因と、今後の展望についてお話したいと思います。
アート市場の現状
市場調査・分析を専門とする straitsresearch のデータを引用すると、2024年もアート市場は堅調な成長を続けていて、特にオークション市場では高額作品の取引が増加。アートは今や資産価値として、投資の対象としても注目を集めています。アートトイも現代アートの一種としての地位を確立してきているため、同じような理由から国内外からの高い需要が見込まれ、市場の成長は今後も続いていくことが予想できます。
アジア市場が急拡大
中国や香港を筆頭としたアジア市場では、特にポップアート・現代アートのジャンルで目覚ましい成長を遂げていて、世界的にもその動向が注目されています。中国のホビーメーカー「POP MART社」の台頭など、各ブランドの競争やマーケティング戦略の効果も相まって、今後もアジアにおける取引額は大幅な増額が見込まれており、アートトイ市場においてもさらなる拡大が期待されています。
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