4姉妹の母、小児科ナースが思う子育てのコツ
4姉妹の子育て
私と子育ては切っても切れない関係。
長女は高校3年生。
末っ子6歳。
その間もずっとフルタイム勤務をしているので、
保育園に通う事18年!
去年は保育園児、小学生、中学生、高校生のフルコンボ。いつが誰の面談なのやら、運動会も重なりまくり目の回る日々。
私も保育園に勤務していた時代には、
朝三女の保育園に送り、四女の保育園に送り、自分の勤務先の保育園に通勤するという一日中子ども達と戯れる日々。
みんなそれぞれの個性があり、まさに
みんなちがってみんないい。
でも共通するのは好奇心。
子どもという生き物が大好きなのは、ここ。
キラキラした目。
子育てのコツはここにあると私は思っている。
子どもの好奇心を刺激する
私はTwitterをしていて1万いいね以上いただいた
投稿がある。
『子どもに急いで欲しい時、早くしてと言うより
位置について!と声をかけた方が100倍早いです』
子どもの原動力。
それ何?ワクワク、気になる、楽しそう。
そこをうまく刺激できたら、お互いにイライラしなくて済む。
どうせなら楽しい方がいい。これはずっと何がする時に私が思っていること。
嫌々やるより楽しい方がいい。
子どもはそこんとこ天才!
なんでも遊びにしちゃう。
お着替えだって、歯磨きだって遊びにしちゃえばいい。子どもとの日々は小さな日常に楽しい遊びがたくさん転がっている。
思春期と不登校
とはいえ、うまくいく事ばかりじゃないのが子育てってもん。
長女高校1年生、思春期と戦いやっと受験も終わったと思ったら今度は不登校。
日に日にふさぎ込む彼女。
『学校行きたくない』
もうその一言が出る頃には限界だと察知した私。
その日は学校を休ませて、焼肉ランチに
マッサージに!とことん休んでリフレッシュ。
が、そんな日も毎日続くと、学校行きなさい、せめて勉強しなさい、せめて朝起きなさい。負のループ。
普通は学校に行くべきと思っていたわたし。
今思えば最初から普通なんてなかったんだと
分かる。
行けない間に色々考え、気分転換にせっせとお菓子作りをした彼女。自分で転校したいと学校を見つけてきた。
そこからはやりたい事も次々見つかり、高校3年生のいま。早々に調理の専門学校への進路が決まった。
不登校も転校も、周り道かも知れないけど、
なかなか経験できる道じゃない。
そんな経験ができて今がある、と、いまならそう思える。
そんな経験をして母として思うこと。
全ては子どもの好奇心。
親がどんなに願っても親の思う通りに育つことはない。自分とはちがうヒトだから。
大切な宝物だからこそ、子どもの願いが自分の願いであるように。間違っても、逆にならないように。
愛情を受け取った子どもは自信を持って好奇心の方へ進んでいけるから。
いざという時に背中をそっと押してあげられる、そんな親で居続けたいと私は思う。
小児科クリニックで想う子育て
仕事も毎日が子ども達相手。
と、その保護者。
子どもの表情が穏やかで、あぁ、親子関係うまくいってるんだなぁと思う親子に共通するのが
『親の余裕』
なんだか、余裕を感じるパパ、ママの表情は穏やか。
パパ、ママの表情が穏やかだと子どもものびのびしている。
だから何を援助したいかって、お父さんお母さんに、安心感が持てる声かけを心がけている。
はじめての熱、成長発達が心配、咳がひどくて夜眠れない。そんな時、親の余裕は無くなってしまうものだから、少しでも安心してもらえるように。
親への援助や声かけが子ども達の安心、安全、健全な好奇心へと繋がるから。
『親の余裕』これも子育てのコツ。
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