年を一つ重ねたら……
誕生日に俳句結社に初参加。
結果は全然でしたが、
日本語の一字一字を大事にした表現、
17文字から広がる景色に魅了されておりました。
句集『熊野曼荼羅』(堀本裕樹 作)にも直筆サインをしてもらって、
しかも落款の文字が角川春樹さんだと教えてもらって
ますますパワーアップした1冊に✨
そして翌朝、 起きたら近年稀に見るアホ毛が(笑)。
「もっとアホに生きろ」というサインかな。
それにしても、句集とか詩集って正直苦手。今までも読んだという「履歴」は残るものの、内容を深く味わったことってなかったと思う。
でも今回は違った。
積読になっていた『熊野曼荼羅』(ごめんなさい)だけど、年末にこの句集を題材にしたオンライン句会があって、自選3句を投句して、参加者の投句の中からさらに4句を選ぶというもの。一番評が集まった句を選んだ人には堀本氏の直筆サイン色紙がいただけるというもの。
年末は「師走」というだけあって、何かとやることいっぱい。1日があっという間に過ぎて大晦日に向かって猛烈なデッドヒートが繰り広げられる。
時間VS気力・体力な日々。
その中で句集を読むって。そんな時間が私にあるのかーーー?
と思いつつ、やりました。ええ、やりましたとも!
ちょっとの時間だからこそ集中して、付箋貼って、気に入った句をもう一回読んでは、前ページに戻り、読み進めたページに戻り。
気づけば付箋がいっぱいに!!!
小説やエッセイのようにサクサク読んでしまっていたけど、そっか刺繍や句集ってじっくり味わうものなんだ。俳句は5・7・5の17音だから、一句はともすれば1、2秒で読めてしまう。
でも速さじゃない!!
「ご飯をよく噛んで食べる」のとどこか似ている。「速さ=正義」という風潮なんて、結局はどこ吹く風なんだ。