創薬ベンチャーのモジュラスが27.1億円資金調達完了
ペプチドリームが戦略的創薬研究を進めており、資本提携もしている創薬ベンチャーのモジュラスが27.1億円の資金調達を行ったことを5/13にニュースリリースしました。ペプチドリームはモジュラスとATP非競合型のキナーゼ阻害剤(アロステリック作用型)の開発を進めており、少なくとも16種の化合物を同定しているとみられます。本リリースでも「自社の創薬研究プログラムの推進に加え、ペプチドリーム社をはじめとする共同研究の推進と拡大、人材獲得を含めたさらなる研究体制の確充を推進していきます。」とのコメントがあり、キナーゼ阻害剤の案件も今回の資金調達により加速することが期待されます。先日、木村社長がこの国の行く末2(BSフジ;2020/1/5, 2020/1/11放送)で「最も進んでいるプロジェクトの治験入りは2021年の見通し」と発言されていましたが、多くのキナーゼ阻害剤が早期に治験入りすることが期待されるところです。