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カッテ2エッセイ 2024. 8. 5. 「パスポート申請できない→結婚相談所→再申請」


今日は休日。2連休です。嬉しいな。


昨日の夜勤明けはマジで頭おかしくなりそうなくらい、忙しくて我を失う。故に我ありを体現したかのような夜勤でした。笑



そして今日です。まず区役所。今年の夏休みに急遽、シンガポールへ行くことになりました。なぜかって?友人が「HELP ME」と言ってきたからです。


事の始まりは3週間くらい前。急にシンガポールに住んでいる看護学生時代の友達からLINE。「2人目産まれたんだー!(知らなかったのでびっくり。)あのさ、急なんだけど旦那が出張でブラジル(南米かい!遠いな・・・・)に行っていて、大変だから今から2週間くらいシンガポールへ来ませんか?😊」くらいのテンションのLINE。



その時、私は夜勤の休憩中。友人は1年前に1人目の出産の時に日本へ一時帰国して、その時も会った大切な親友。監獄のような看護学生時代を乗り越えられたのは友人がいたからと言っても過言ではない。看護学校の入試の時にまさかの席が前後。私は覚えていなかったけど、友人は覚えてて「なんか暗い子かと思ったけど、真逆じゃん!」って。


私は当時24歳。友達は21歳。共に海外旅行が大好き。友達は英語ペラペラ。周りは18歳の年下の子たちばっかりで、私たちは年上という共通点もあり意気投合。誰よりも優しくて愛情深くて。先生に理不尽なことをされるとちゃんと反発していた。正直で真っ直ぐ。クラスの誰からも「ちょっと天然だけど、キレイで優しくて愛情深くて、常に味方になってくれる人」って思われていたと思う。



毎日、寮暮らしなのにおきちんと化粧していて私とは真逆。でもなぜかウマが合った。卒業後は私は横浜。友達は東京。あまり頻回には会わなかったけど、ここぞというときには連絡を取り合っていた。そんな彼女からのSOS。


LINEの返信したけど、全然連絡が来なかったので、旦那さんの海外出張が終わってひと段落したのかと思った。そしたら別の看護学生時代の友人からのLINE。「今、どこにいるの?シンガポール集合でしょ」って。


はて?別の友人(仮にBちゃんとする)も看護学生時代は30代でお姉さんだった。会話がポンポン、レスポンス早い。頭がキレて、何事も早い。早すぎる。勉強出来過ぎくん。Bちゃんは自宅から学校へ通っていて、寮生ではなかったけど仲が良かった。そんな友人からのLINE。シンガポールいるんかい!何事も早い。さすがやな。変わってないな。



聞けば、最初にLINEをくれた友人の旦那さんのブラジル出張は4ヶ月に及ぶらしい。1歳半の子と3ヶ月の子。マジで眠れない日々。シンガポールで頼れる人もいるけど、かなり大変でてんてこまい状態。そうなのか、そうなのか。急いで電話。やはり大変らしい。



行こうかな。シンガポール。ということで大事な友人が大変そうなので行くことにしたでありんす。海外。本当だったら次に海外へ行くときはヨーロッパ1周の時(ひそかな一番の夢)だぜ!とか思っていて、世界一周から帰国してはや6年。


こんなに海外へ行っていないのは恐らく、20歳くらい以来かも。なんだかんだで1年〜2年おきに海外へ行っていたから。うむむむ。人生はわからんもんだな。ということでパスポート申請へ行くことにしました。前回の海外から時間が経って、有効期限も切れそうなので区役所で戸籍謄本をゲット。


今は本籍地が違くても今住んでいる住所の役所で戸籍謄本が取れるなんていい時代になったもんです。ありがたい。区役所に到着して流れるようにゲット!


一応、証明写真機も置いてあったので、900円の「+美人」的なパスポート写真を撮る。今日は新宿のパスポートセンターへ行く。初めてで、恐らく写真は撮れると思うけど、念のために撮ることにした。



いざ、新宿へ。そしたらやはり証明写真を撮るところがあった。値段は2枚で1800円。10年前にパスポートを申請したときに高いけど、ちゃんとした写真屋で撮った方が写りがいいことを知っている。迷ったけど、10年使うしな・・・ということで自分を富豪だと思い1800円を払う。


受付のお姉さんは全く愛想なし。まぁいいか。と思ったら流れるようにそのお姉さんが写真を撮ることに。あんたが撮るんかい!もちろん、撮影中も愛想なし。でも写真の中のアタイはキレイに笑っているかもしれない・・・という期待をしつつ。


完成した写真。微妙だな。なんならさっき区役所で撮った方がいい笑顔している。が、画質は悪いな。むず。なんか。写真。というか一度、トイレ行って化粧直しすれば良かった。すぐに証明写真だ!って飛び込んだのが運のツキ。マジで自分の人生のようなバタバタ。だから笑顔もバタバタしている。曖昧な微笑み。


嫌だなぁ。何か罪を犯したらこの写真が出るかもしれない。「犯罪やってそうな顔しているな・・・」。区役所のやつの方が「え?この人が法を犯したんだぁ。」って思われそうやな・・・とか謎の思考回路。そして申請。



「有効期限内のパスポートはありますか?」「家です」「・・・・・・・」「有効期限が切れてないものなので、前のパスポートを持参していないと作れません」「ガチョーン(心の声)。用事(結婚相談所)があるので、また舞い戻ります」「この再来受付の紙をお渡しするので、そんなに順番待たずに申請できるので19時までに来て下さいね。」「了解でやんす。」



ということで時は既に午前11時。今日は結婚相談所で仲人さんともう1人の同じ仲人さんの会員さんと自己分析をする。なので13時には相談所に到着していないとまずい。かなりギリギリ。その会合が終わるのが17時。パスポートセンターは今日は19時まで。なので19時に新宿もちょっと急がないとヤバいかもしれない。


ということですぐに自宅へ戻る。持っているパスポートを取りに。少し走る。頑張る。夏。暑い。でもみんな暑い。なので頑張る。なんとか間に合う。おにぎりも食べる。島田潤一郎さんの「父と子の絆」を合間に読む。そして相談所へ。4時間の自己分析みたいなもんをする。自分の弱みを知ることが大事らしい。ほうほう。臨床心理的なもので、自分の核となる部分って0〜6歳までの影響がかなり大きいらしい。え?そうなの。


そして今、再読している「父と子の絆」の文章が頭によぎる。なるほどな。やっぱり小さい頃の記憶と経験と親や他者との関わりって、臨床心理的な観点から言ってもかなり大事なんやなって実感。4時間頭を使い過ぎてパッパラッピーってなる。



なるけど、急ぐ。新宿だ。18時10分くらいに到着。新宿駅から都庁ってなんであんな遠いん?地上からも地下からも遠い。マジで。大江戸線使わないと少し不便。でも、まぁいい運動になるか。



そして申請。少し待たされるけど本を読んでいるので大丈夫。いい文章やな。最高。そしたら急に怒鳴っているおっさん登場。なんか写真を提出した、してない?で揉めている。大声。うるさい。みんな、注目している。Airposを発明してくれたスティーブ・ジョブズに感謝だ。ジョブズが発明したかわからんけど、Appleを作ったのはジョブズ。ありがとう。ノイズキャンセリングは今日も最高です。


ということで18時57分に申請完了。が。19時までとは思えないくらいに人がたくさん。残業ですね、パスポートセンターで働いている人は。ありがとうでやんす。残業1時間くらいかな?人メッチャ多いから2時間?大変なお仕事や。変なおっちゃんも来るし。あの怒鳴られ方は2年くらい寿命縮むと思う。言われていたパスポートセンターの人に幸あれって思う。


ああいうおっちゃんって。ああいう人って。もう沸点上がりすぎて、周りの人にも負の感情が撒き散らしていることを気づかないのか。興奮し過ぎて、もうどうしようもないのか。更年期かもしれないな。仕事で嫌なことがあって。もしかしたら今日しか申請できないのに、写真のことを言われて。僕は確認しましたよってしきりに言っていたから。何か理不尽なことがあったのかもしれない。


でもでも。あれはいけないな。うんうん。気をつけよう。自分も。気づかぬうちに相手を傷つけていることは山ほどあるのだから。もう疲れすぎて。が。最後のミッション。今、ビームスでやっている「大名古屋展」へ。



なぜかって?大好きなドアラのTシャツが見たいから。買うかわからないけど、ちょっと試着したい。生で見てみたい。んで行きました。都庁からビームスまでも遠い。ハイキングかい!っていうくらい。かなり売れているらしい。お目当てのTシャツのブルーはもう売ってなかった。でもサイズ感は確認できるので、他のシャツで試す。お姉さんにも意見を聞く。ほうほう。




ありがたいことに受注生産をしているから買えるらしい。考えますって言って帰って、スーパーで半額のソーセージパンを買って帰りました。そんで、気分が高揚していたのか、まさかのTSUTAYAでDVDが安かったので10本借りる。映画観たいぜってことで。相米慎二監督の「あっ、春」「風花」。伊丹十三監督の「お葬式」とか借りる。楽しみ。



あざした。忙し過ぎる休日に乾杯。年1回くらいのスーパーハードな休日。どないやねん。

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