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その4 最初の転職

こんにちは。春野ウメコです。
キャリアというタイトルに沿う内容かどうか不安、且つ頭でっかちに思えてきました。
ですので↑こんな感じのタイトルで、引き続き私の仕事遍歴とそこで学んだこと・得たことのお話を続けて行こうと思います。

その3の最後に、“ぼこぼこにされる”と記載しましたが、殴られた訳ではないのです。心がぼこぼこにされることは表面には見えづらく、言語化するにも統一化が難しい面があります。
私の場合、時間がたって俯瞰すると、自身の成長に繋がっていて必要な経験だった、と思えています。と前置いておきます。

北海道と酪農を3年間でたっぷり味わった私は、それに満足していたこともあり、他の仕事もやってみたいと考えるようになりました。
もともと神奈川で生まれ育っていたので、都会で働く自分に強いイメージを持っていました。また、学生時代からの友人たちが近くにいないというのは、遊びたい盛りの20代中頃の私にとって寂しいことでもありました。

転職しよう!と思って退職届を提出するまでは、若い勢いでなんとかやっていけそうな感覚でいました。次にやりたいことを持っていた訳ではないので、なんとまあ強気な25歳。

私が持っていた、大学で学んだ知識と北海道での経験で、酪農や牛のことを多くの人に知ってもらえるような仕事に就きたいという希望は持っていました。
だけれども、そのような人材への需要などなく、私は無力のまま、“未経験可”とつく少しでも動物に関係ありそうな求人を探すこととなりました。

場所が変わると今までの経験も無力、、とこのときの転職活動では体感しました。しかし、この時は分かりませんでしたが、経験とは単に仕事の技術だけではないのです。
人との付き合い方、仕事への向き合い方と捉え方働き方、仕事と休日のバランス。失敗や喜びを経験し人は成長しているのです。

しかし、仕事の技術以外の経験を“経験”と捉える経験値もまた、経験で獲得したこと。自分の活かし方もまた分からないないままでした。

私は前述の通り、未経験可で動物と名の付く求人から、動物病院で受付の仕事へ1回目の転職をすることにしました。

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