噛みしめられる喜び
こんにちは。春野ウメコです。
年が明けたと思っていたら、先日は(2週間も前ですが)節分でございました。
節分は季節の分かれ目という意味があり、季節が変わる前日のことを指しているそうです。
いつの間にか、立春も迎えておりますね。
春です。
私は、梅と桜の花が好きなのです。
この子たちの魅力は、寒い冬に養分を蓄えつぼみの内包を豊かにし、寒さに縮こまる空気の中に、春の訪れを知らせる花を咲かせるところだと思っています。
その豊かな色と香りに心寄せられる感性は、私たちの持ち物であり、大切にしたいと思います。
さてさて、年が明けてしばらくしてから私は痛みと戦っていました。
何の痛みか。はい、歯痛です。
10年ほど前に治療していた歯が痛み始め、食事をすると激痛が走り、鎮痛剤が手放せなくなっていました。
免疫が少し弱まっていたのを感じていたので、体調を整えてまあ数日すれば良化するだろうと、軽視していたのも束の間。どんどん痛みは増し、鎮痛剤が切れた激痛で、夜中に目が覚めるくらいにまでに悪化してしまいました。
急きょ歯医者さんの予約をとり、受診して応急処置と薬を処方してもらうも、状態は変わらず、とにかく耐える毎日。
歯痛ってこんなにも精神を磨耗するんだと、日々当たり前だった痛みの無い生活・食べ物を噛み締め味わえる生活。それが尊くて尊くて…
日常の当たり前と有り難みを、身体に刻んでいました。
どうにか都合をつけてもらい、再度歯医者さんを受診し原因を特定。
「もう大丈夫ですよ〜」という歯科衛生士さんの声に、涙が出たのはここだけの話です。
いやはや歯医者さんの方たちのご尽力と、歯科医学に感謝です。
何が言いたいかって?
日常の当たり前がいかに有難いことか、身体に刻んだ私の痛みの備忘録です。
本日は短めにここまで。
私の一方的な歯痛物語にお付き合いくださり、ありがとうございました笑
季節の変わり目ですので、皆さんいっそうご自愛くださいね。