犯罪者にならざるを得なかった人たち〜法整備の欠如が生んだ悲劇〜【ChatGPTと語り合う】

こんにちは。

春野太陽です。

【ChatGPTと語り合う】第三弾です。

一弾目に【国会と宗教の利害関係】
二弾目に【安楽死法は日本では無理なの？】

と取り上げてきましたが、

第三弾はこの二つのことの総集編というか、
二つの問題が絡んだ悲しい出来事について
GPTさんと語ってみました。

宗教団体と議員の利害関係の問題といえば、

安倍元首相が殺害されたあの事件を思い浮かべますよね。

実行犯の男は、統一教会という宗教の2世で、
母親がお布施をしまくった故に家庭崩壊。
そんな恨みある宗教が議員がらみだと知り、復讐の手を打って出たわけです。

【危険なカルト宗教の存在】なるものも、とうの昔から日本で認知されてきたし

宗教二世で普通の暮らしや普通の恋愛を送れない子供も認知されていました。

国民がそんな危険に晒されて、危うい組織がうろついているというのに、

国の政治をしていく者たちがそのような危うい組織と手を組んでいるなんて、悔しくて仕方がなかっただろうなぁと。

理解してくれる存在もいなくて、たった1人孤独で巨大な悪の組織に立ち向かうには彼はああするしかなかったんだろうなぁと。

殺人という行為自体はもちろん容認はできません。


しかし、
彼をそうなる前になぜ救えなかったのか。
彼がそこまでしないと党や宗教の闇に切り込むマスコミがいなかったこと。

本当に悲しい。悔しい。

犯罪者にならざるを得なかった彼。

もしあの親の元に生まれてなければ。
もしあの宗教が存在していなければ。
もし議員と宗教に利害関係がなかったら。
ちゃんと法整備ができていれば。

仮定の話にしかならないのがますます悲しいですが、
彼の人生は全く違ったものであったでしょう。

また、安楽死の問題について。

現役の医師2名が、ALS患者の希望通りに安楽死を行ったら殺人罪になりましたね。
また、安楽死したALS患者の父は裁判を起こしていると聞いています。

裁判を起こす父の気持ちも、想像が難しいものではありません。
自分の大事な娘。治らない病だと分かっていても一緒に最後まで乗り越えたかった。安楽死を望んだのが娘自身だと知っていても混乱や動揺して素直に受け入れない。無念さや罪悪感などで苦しんでいるでしょう。

一方で、安楽死を実行した医師2人の気持ちを考えてみても、『とにかくこの子を苦しみから解き放ってあげたい』『この子が望むなら、それができるのは僕らだけだから』と医師としてALS患者の彼女にできる最大のことを全うした行動であり、決して彼女の命を軽いものに扱ったりとか、患者の意思に背く治療をしたものではないものだと思えるわけです。

この時、もしすでに日本で安楽死法が整備されていたらどうだっただろう。

ALSという病気は、どんどん筋肉が衰えていく病気で、手や足が動かせなくなっていくのもそうですが、口や喉の筋肉も動かなくなって呼吸が止まって亡くなることが多いものです。

骨折や呼吸器疾患などいろんな病気も二時的に発症しやすく、ベッドで介護されながら毎日「明日はここが動かなくなるのかな」なんて日々精神的恐怖に襲われながら、肉体的苦痛な生活を強いられます。

そんな難病のALSは、安楽死法の理念の基準に該当する病であり、安楽死法が整備されている国ではALS患者の安楽死は存在するケースです。

もし安楽死法を整備させていたら

ALS患者さんの決断も気持ち的に変わっていたかも知れないし、
安楽死を実行したとしても医師は犯罪者にならずに済んでいたし、
ALS患者さんの父も「娘を勝手に殺された」という気持ちではなく「娘の意思を尊重した結果」として受け入れられていたかも知れません。

医師もまた、法整備が追いつかない中で責任を果たしたことで「犯罪者にならざるを得なかった人」

今の法律って何年前から変わってないんだよ！

時代に合わせた法律、いくつ施行できたんか？

この人たちをもっとはやく救える制度があれば、
犯罪者にならなくて済んだのに。

問題が大きくなる前にSOSに耳を傾けていれば、こんなことにはならなかったのに。

それが、宗教二世の安倍元首相暗殺事件と、
ALS患者の殺人罪になった医師2名の

悲しき【犯罪者にならざるを得なかった人たち】

というお話でした。

【法整備の欠如からなる悲劇】

悲惨です。悲しいです。

そして、他人事ではないこの話。

障害や福祉や家庭問題について、自分も困っているしSOSの声は届かない。

自分の命を断つか、誰かをあやめるか。
何かを起こさないと私の訴えとか毒親育ち・精神障害者・虐待サバイバーの気持ちって注目されないんだろうな。。。

なんて、考えることもなくはない。

真面目に必死に生きる者を救う法律が揃う日本でありますように。

早く必要な法が整いますように。

あんな悲劇がまた法整備の欠如で起こりませんように。