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ごっこあそび

ほとんど全ての人が経験しているのではないでしょうか?ごっこあそび。

お医者さんごっこ、お花屋さんごっこ、ヒーローごっこなどなど。おままごとも同じ系統ですね。

つまり『何かになりきって遊ぶ』ことです。
言い換えるとロールプレイングゲーム、RPGです。

RPGといえば『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』のような異世界を旅するゲームのイメージが強いですが、ごっこ遊びも立派なRPGだと言えます。

role(役)をplaying(楽しむ)gameです。

お医者さん役、患者さん役、看護師さん役
お花屋さん役、お客さん役
ヒーロー役、悪役
お父さん役、お母さん役、赤ちゃん役

それぞれの役になりきって楽しみます。

現実も実はそうらしいです。
『わたし』というキャラクターを演じて遊んでいるのです。

そう考えたら、なんだか現実が楽しく思えてきませんか?

『わたし』というキャラクターはどんな性格で、どんな職業で、どんなことが好きで、どんな部屋に住んで、どんなものを食べて、どんな服を着て生きているのか。

現実の中に入っていると「自分がわからない」「自分は何が好きなんだろう」「自分は何がしたいんだろう」とわからない迷路にはまりがちです。

でも自分がキャラクターだとすれば、自分で設定すればいいだけです。

「いつもガーリーでかわいいお洋服を着て、ぬいぐるみいっぱいのお部屋で暮らして、かわいいお菓子を食べるのが好きなキャラ」
とか
「毎日スーツでテキパキ働いて、食事や運動もきっちり管理してるけど、休日は家に引きこもってデリバリーでジャンクフードを食べながら映画を観るのが好きなキャラ」
とか
「各地を転々としながら旅の様子をネットで配信して自由気ままに生きるキャラ」
とか。

自分はどんなキャラを演じて楽しみたいかを考えたら、人生はもっと楽しくなると思います。

またひとつのキャラにとらわれず、いろんなキャラになりきってみるのも楽しいと思います。ごっこあそびを楽しむように。

イタリアンレストランでイタリア旅行ごっこ
テーマパークの貸しドレスを着てお姫様ごっこ
芸能人お忍びデートごっこ
などなど。

実際にはなれないものでも、ごっこならその気分を味わうことができますし、なれるかどうかなんて考えなくていいですよね。小さい頃、お医者さんごっこをするのに「お医者さんになんてなれないし…」なんて考えなかったはずです。

そんなふうにいろんなキャラを演じてみて、これが楽しい!これをもっとやりたい!っていうものが見つかったらそれを続けてみるのも、やりたいことの見つけ方としてはありなんじゃないでしょうか。


こんなことを書いているわたしですが、わたし自身まだ迷いがたくさんあって、自分の人生を楽しみきれていない状態です。

最近読んだ本『あの世がしかけるこの世ゲーム』(並木良和著)や、わたしの好きなYouTubeチャンネル『イギリス、アンティークな暮らし。』などを見ていて思ったことをまとめてみました。

「何か1つのことをやり続けるのが素晴らしい」
という価値観はもう過去のものです。

「やりたいことなんでもやってみる」方が、きっと楽しい人生になると思います。

「やりたい」と思ったらまずはごっこからでOK。
せっかく生きるなら楽しく生きましょう!



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